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「調布」駅徒歩圏内で移動も買い物も便利な調布市布田六丁目

調布市は東京都多摩地域の東部に位置し、都心にアクセスしやすい場所ながら多摩川をはじめ豊かな自然が身近なベットタウンとして人気を集めている。京王線「調布」駅の南側に位置する布田六丁目も利便性と自然を併せ持つ閑静な住宅街だ。

多様な電車・バス路線でオンオフのあらゆるアクセスに対応する「調布」駅

京王線と京王相模原線が乗り入れる「調布」駅
京王線と京王相模原線が乗り入れる「調布」駅

「調布」駅は京王ライナーを除く京王線のすべての電車が停車する主要駅で、利用できる電車の本数が多い。特急に乗れば「新宿」駅までわずか2駅15分でアクセス可能。京王線には都営地下鉄新宿線への直通電車もあり、「市ヶ谷」駅や「神保町」駅にもダイレクトアクセスできる。
高尾方面へも気軽にアクセスでき、休日はレジャーの選択肢も広がる。

「調布」駅はバス路線の拠点ともなっており、「吉祥寺」駅や「三鷹」駅・「狛江」駅など電車では乗り換えが必要なエリアへのバスも発着している。「羽田空港」、「成田空港」への直通バスもあり、旅行や出張の際のアクセスも良い。

また、渋谷・新宿から「調布」駅前まで深夜急行バスも出ているため、遅い時間でも楽に帰宅できる環境も魅力だ。

現在、「調布」駅周辺では2025(令和7)年度完成を目指し、駅前広場の拡張など都市インフラ整備が進められている。

国道20号(甲州街道)や鶴川街道・武蔵境通りなど幹線道路が多く、自動車も使いやすい。中央自動車道の「調布」ICも近く、都心や山梨・長野方面へのドライブも快適だ。

「調布」駅周辺にショッピング施設や公共施設が充実

「調布」駅直結の「トリエ京王調布」
「調布」駅直結の「トリエ京王調布」

買い物環境としては駅前を中心に利便性が高い。スーパーマーケットは「調布とうきゅう」や「西友 調布店」など複数の店があり、日常の買い物を身近で済ませることが可能。さらには、「調布PARCO」や「トリエ京王調布」など大規模ショッピング施設が揃う。

「調布市役所」など公共施設も多い
「調布市役所」など公共施設も多い

また、「調布市役所」、「調布市グリーンホール」、「調布市文化会館 たづくり」などの公共施設も「調布」駅周辺に集まっており、気軽に利用できることもうれしい。

京王多摩川駅
京王多摩川駅

「京王多摩川」駅周辺でも多摩川四丁目と多摩川五丁目に、新たな複合施設や公園、ショッピング施設などを整備する構想がある。これらが完成すれば今後の利便性向上も期待できそうだ。

布の街から甲州街道の宿場町へ

長い歴史を持つ「布多天神社」
長い歴史を持つ「布多天神社」

調布や布田という地名は律令制の時代に調として布を納めていた地域であることが由来とされている。また、布田六丁目周辺では縄文時代の生活痕跡が発掘された「下布田遺跡」や「古天神遺跡」などがあり、古くからこのエリアで生活が営まれていたことがうかがえる。現在も約1940年前の創建と伝えられる「布多天神社」など歴史を感じられるスポットが残る。

江戸時代には甲州街道の宿場町として「布田五宿」が整備され、交通の拠点としてにぎわった。1913(大正2)年に京王電気軌道が開通すると、現在の布田六丁目周辺は郊外の住宅地として発展し、多くの人が移り住むこととなった。

多摩川の潤いを感じながら暮らす

多摩川
多摩川

多摩川にも近い布田六丁目は自然に親しめるスポットも多い。開放的な多摩川の河川敷は緑地・公園として開放されている所も多く、「調布市花火大会」の会場ともなる。多摩川沿いにはサイクリングロードが整備され、散策やジョギングを楽しむ人の姿が絶えない。

少し足を延ばせば調布エリアで象徴的な「深大寺」や「神代植物公園」、「東宝調布スポーツパーク」「味の素スタジアム」など魅力的な公園・緑地やスポーツ施設も利用できる。
「味の素スタジアム」はJリーグ「FC東京」と「東京ヴェルディ」のホームスタジアムで、試合の日には調布市民をはじめとする多くのサポーターが訪れるほか、コンサートなどのイベントも行われる。

映画の街として発展

昭和になると調布はフィルムの現像に適した良質で多量の地下水があったこと、都心に近く緑が豊かで撮影しやすい環境であったことなどから、映画の街として知られるようになる。

1933(昭和8)年には、現在の「京王多摩川」駅北側に「日本映画多摩川撮影所(現・角川大映撮影所)」が誕生した。1954(昭和29)年には当時東洋一を誇った「日活調布撮影所」が開設されたほか、多摩川一丁目に「中央映画撮影所」も開設されるなど映画産業が発展。日本の映画界が昭和30年代に黄金期を迎えると、調布は「東洋のハリウッド」と呼ばれ、多くの映画スターも調布の撮影所から誕生した。

映画の街の歴史を受け継ぐ「イオンシネマ シアタス調布」
映画の街の歴史を受け継ぐ「イオンシネマ シアタス調布」

近年では、映画の街としての文化を発展させる取り組みとして、「調布映画祭」、「キンダー・フィルム・フェスティバル」などのイベント、ワークショップが行われている。2017(平成29)年には多摩地域最大級のシネマコンプレックス「イオンシネマ シアタス調布」がオープンし、映画の街としてさらに発展することが期待されている。

都心にアクセスしやすく、ショッピング施設に恵まれ、さらなる発展も見込まれる「調布」駅・「京王多摩川」駅に寄り添いながら、緑豊かで閑静な住宅街が広がる布田六丁目。ここは将来性豊かな住宅地として注目されている。

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