「北千住」駅徒歩圏内の利便性と荒川、隅田川の自然を併せ持つ足立区千住桜木一丁目
足立区は東京23区の北に位置し、都心に近いベッドタウンとして注目されている。千住桜木一丁目は足立区最大のターミナル「北千住」駅の西、隅田川沿いに広がるエリアだ。
宿場町として発展、近年の再開発で便利で快適な街へ進化
江戸時代、現在の「北千住」駅西口周辺には日光街道の「千住宿」が広がっていた。「千住宿」は日光街道最初の宿場町で、東海道の「品川宿」、中山道の「板橋宿」、旧甲州街道の「内藤新宿」とともに江戸四宿に数えられ、にぎわっていたという。現在、旧日光街道沿いは「北千住西口商店街(サンロード商店街)」などになり、「名倉医院」や「横山家住宅」など歴史を感じられるスポットも多い。
千住桜木一丁目の北を流れる荒川は明治末期から昭和初期にかけて荒川放水路として造られた人工の河川だ。荒川放水路の建設と同時期に現在の千住柳町には「千住宿」に点在していた遊郭が移転し、戦後まで繁華街としてにぎわった。今も千住柳町周辺には老舗の店が営業を続けているほか、当時の意匠を凝らした建物も残り、かつてのにぎわいを感じることができる。
近年、「北千住」駅周辺では再開発により「千住ミルディス」が誕生するなど都市インフラ整備が進み、さらなる発展を遂げている。さらに「東京藝術大学 千住キャンパス」や「東京未来大学」、「帝京科学大学千住キャンパス」、「東京電機大学 東京千住キャンパス」など大学のキャンパスも誕生し、多くの学生が集まるアカデミックな街にもなった。
2014(平成26)年には京成本線「千住大橋」駅前に複合ショッピング施設「ポンテポルタ千住」が誕生し、話題となった。「トポス北千住店」の跡地で進められていた再開発も2019(平成31)年3月に完成、「イトーヨーカドー 食品館千住店」がオープン。さらなる利便性向上が実現した。
都内有数のターミナル「北千住」駅徒歩圏内
千住桜木一丁目は交通アクセスの利便性も高い。「北千住」駅にはJR常磐線、東武スカイツリーライン、東京メトロ日比谷線、東京メトロ千代田線、つくばエクスプレスの5路線が集まる。東京メトロ日比谷線に乗れば「銀座」駅や「日比谷」駅、東京メトロ千代田線なら「大手町」駅や「霞ケ関」駅にダイレクトアクセスできるほか、2015(平成27)年からJR常磐線の一部電車が上野東京ラインに直通するようになり、「上野」駅のほか「東京」駅や「品川」駅にも乗り換えなしで移動できるようになった。
スーパーマーケットから大規模ショッピング施設が身近に
千住桜木一丁目周辺にはスーパーマーケット「生鮮市場 ヤオシチ」やドラッグストア「どらっぐぱぱす 千住龍田町店」があり、日々のお買い物も便利だ。「北千住」駅周辺の「ルミネ北千住」や「北千住マルイ」など大規模ショッピング施設、「きたろーど1010(北千住駅西口美観商店街振興組合)」といった商店街での買い物も気軽に楽しむことができる。さらに電車を利用すれば「東京ソラマチ」や「秋葉原」駅、「銀座」駅周辺のショッピングタウンにもアクセスしやすい。
隅田川や荒川の自然を満喫
千住桜木一丁目周辺は自然に親しめるスポットも充実。エリアの西側には隅田川沿いの「隅田川テラス」やスーパー堤防の整備によって造られた公園があり、散策にはぴったり。「千住龍田町防災ひろば」は公園としても利用できるが、防災設備を備えており、災害時も安心だ。
『3年B組金八先生』のロケ地としても知られる荒川河川敷でも、開放的な風景を眺めながら散策やジョギングを楽しめる。毎年7月には「足立の花火」の会場としても使われ、季節の風物詩を身近で楽しめることもうれしい。交通アクセスや買い物の利便性に豊かな自然環境を併せ持つ足立区千住桜木一丁目。ここでは穏やかな暮らしを満喫できそうだ。