世田谷区は東京23区の西部に位置し、古くから環境に恵まれた住宅地として人気を集めてきた。世田谷代田エリア、梅ヶ丘エリアは世田谷区の中でも東寄りにあり都心にアクセスしやすい。終電時刻が遅く、都心からタクシーでも帰れる距離だ。人気のショッピングタウンが身近という点もうれしい。「世田谷区立北沢川緑道」や「羽根木公園」など緑も豊富で、都会的な表情と住宅街としての静けさが調和し、世田谷アドレスを満喫できる街といえよう。

長い歴史を感じられる街

代田エリア付近には、中世の古道のひとつ鎌倉道が通っており、北沢川に掛かる橋に「鎌倉橋」という名前が残るなど長い歴史を持つ。「北澤八幡神社」は15世紀後半の創建と伝えらえる古社で、今も毎年9月の例大祭などは多くの人で賑わう。「森厳寺」は江戸時代に徳川家康の弟である結城秀家の位牌所として建立された寺で、江戸時代から「淡島明神の灸」として知られ多くの参詣者で賑わったという。

また、かつての下北沢エリア周辺は茶畑が広がっており、「斎田記念館」には茶の栽培に深く関わってきた代田村の名主、斎田家に関する史料が展示されている。

梅ヶ丘エリア周辺にも世田谷を代表する古刹「豪徳寺」をはじめ、「世田谷八幡宮」や「田谷城阯公園」など長い歴史を感じられるスポットが残る。大正時代の梅ヶ丘エリアには根津財閥の所有地があり、根津山と呼ばれていた。これが戦後は公園として整備され、現在の「羽根木公園」になっている。

1927（昭和2）年に現在の小田急小田原線が開通し、「世田谷代田」駅が開業。1934（昭和9）年には「梅ヶ丘」駅も開業した。これらの駅の開業に伴い、周辺では住宅地の開発が進み、現在は成熟したベットタウンに進化した。

「新宿」駅のほか東京メトロ千代田線沿線にもダイレクトアクセス

世田谷代田・梅ヶ丘エリアは交通アクセスの利便性も高い。「世田谷代田」駅、「梅ヶ丘」駅から小田急小田原線に乗れば「新宿」駅までダイレクトアクセス可能。小田急小田原線には東京メトロ千代田線への直通電車もあり、「表参道」駅や「大手町」駅などへも乗り換え不要だ。

エリア周辺には環七通り、淡島通りなど幹線道路が多く、自動車も使いやすい。

スーパーマーケットに加え、こだわりの店も揃う

世田谷代田・梅ヶ丘エリアは買い物環境にも恵まれている。「梅ヶ丘」駅には直結の深夜11時まで営業する「Odakyu OX 梅ヶ丘店」があり、「梅ヶ丘」駅南側には夜8時まで営業する「業務スーパー 梅ヶ丘店」もある。「梅ヶ丘」駅周辺には「梅丘商店街」が広がるほか、全国から新鮮な農産物が届く「自然食品の店F＆F 梅ヶ丘店」などこだわりの店も点在する。「世田谷代田」駅近くには東京農業大学のアンテナショップ 「農の蔵」があり、農に関する品を買えるのもうれしい。

環七通り沿いの「コジマ×ビックカメラ 若林店」など専門店も豊富で、下北沢エリアや三軒茶屋エリアも自転車でアクセスできる距離にあり、多彩な買い物を楽しめるだろう。

人気の教育施設が充実

周辺には「国士舘大学 世田谷キャンパス」や「東京農業大学 世田谷代田キャンパス」、「東京大学 駒場キャンパス」と大学のキャンパスが多く、文教エリアとしての役割も果たす。「筑波大学附属駒場中学校・高等学校」、「駒場東邦中学校・高等学校」、「東京都立国際高等学校」など人気の教育施設が多いことも魅力だ。

緑に親しめるスポットも身近

世田谷代田・梅ヶ丘エリア周辺は緑に親しめるスポットも多い。「梅ヶ丘」駅の北に広がる「羽根木公園」は世田谷区内でも有数の規模を誇り、毎年早春には約650本の梅の木が訪れる人の目を楽しませる。園内にはスポーツ施設や散策路、児童遊園が揃うほか、プレーパークも開催されており、子どもの遊び場としても人気だ。

延長約4.3kmにわたって続く「世田谷区立北沢川緑道」は散策やジョギングコースとして親しまれている。環状七号線から淡島通りまでの区間は150本の桜並木となっており、毎年春には桜まつりが行われる。

周辺には「豪徳寺」や「世田谷八幡宮」など歴史を感じられるスポットも点在。少し足を延ばせば「世田谷公園」や「駒場公園」といった大規模公園もあり、多彩な休日を過ごせるだろう。

都心に近いながら、豊かな緑と閑静な佇まいに恵まれた世田谷代田・梅ヶ丘エリア。ここは住宅地として理想の環境が揃っている。