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新宿区山吹町を拠点に、こだわりと彩り豊かな都心生活を楽しむ

東京メトロ有楽町線「江戸川橋」駅の南西に位置する新宿区山吹町エリア。JR山手線内側という都心にありながら、神田川の潤いや「江戸川公園」の豊かな緑が寄り添う、落ち着いた住環境が魅力だ。また周囲には、閑静な住宅地である目白台や茗荷谷、学問の街・早稲田、趣が残る路地に名店が軒を連ねる神楽坂など、歴史と文化が交錯する洗練されたエリアが広がっている。

神田川沿いに東西に広がる自然豊かな「江戸川公園」
神田川沿いに東西に広がる自然豊かな「江戸川公園」

「江戸川橋」駅のすぐそばを流れる神田川は、かつて神田上水を経て江戸に水を送るという重要な役割をもち、特に早稲田から飯田橋付近の神田川は「江戸川」とも呼ばれていた。「江戸川橋」駅や「江戸川公園」などの名称も、この神田川の別名に由来している。

創業90周年事業の一環として設立された「講談社 野間記念館」
創業90周年事業の一環として設立された「講談社 野間記念館」

この神田川や音羽川など豊かな水に恵まれた江戸川橋エリアでは、江戸時代から紙すきが盛んに行われ、明治時代以降には紙を使った産業として印刷工場もこの地に進出した。
1876(明治9)年には創業した秀英舎(現・大日本印刷)の印刷工場が操業を始めたのち、博文館印刷工場(現・共同印刷)の工場も誕生。さらに、印刷工場が近いという利点から、講談社や新潮社などの出版社も周辺に集まり、その後も凸版印刷などの企業が進出し、出版・印刷の街として発展を遂げた。東京で生まれる文化や情報の発信拠点として、出版・印刷業を支えてきた江戸川橋エリア。現在、古くから地域で愛されてきた老舗はもちろん、独自のこだわりをもった飲食店やアートギャラリーなども続々と増え、クリエイティブで感度が高い人々を惹きつけている。

鰻の老舗「石ばし」
鰻の老舗「石ばし」

江戸川橋エリアでの外食は事欠かない。戦前までは神田川を生簀代わりに天然うなぎの集積地としても賑わった歴史もあり、現在も有名グルメガイドで共に一つ星を獲得している「石ばし」や「はし本」などうなぎの老舗がある。また、創業から120年以上も続く、日本のフランスパン発祥店「関口フランスパン」もこの地の名店のひとつだ。その他、「椿山荘」や「リーガロイヤルホテル東京」など一流ホテルから、「リストランテ ラ・バリック・トウキョウ」「蕎楽亭 もがみ」など街にさりげなく佇む名店まで、多くの食通を満足させるグルメが身近に揃っている。「地蔵通り商店街」に並ぶ、昔ながらの専門店の味も楽しみのひとつだろう。

「お茶の水女子大学」
「お茶の水女子大学」

子育てや教育を考える世帯にとっても、落ち着いた環境が整ったエリアだと言えるだろう。2015(平成27)年に創立90周年を迎えた歴史ある「新宿区立鶴巻小学校」や、文豪・夏目漱石の生誕地に立ち地域に根差した教育に取り組む「新宿区立牛込第二小学校」、早稲田や小石川・小日向など都内屈指の文教エリアには数々の大学がキャンパスを構え、それらの附属幼稚園・小学校・中学校・高等学校が周囲に所在するので、教育の選択肢は非常に豊富。子どもの個性に合った学校選びができそうだ。

東京メトロ有楽町線「江戸川橋」駅
東京メトロ有楽町線「江戸川橋」駅

交通アクセスの利便性の高さも、このエリアの大きな魅力のひとつだ。最寄り駅である東京メトロ有楽町線「江戸川橋」駅に加え、東京メトロ東西線「神楽坂」駅も徒歩10分圏内にあり、2駅2路線が利用可能。新宿、大手町、池袋、銀座などの都心の主要エリアにスムーズにアプローチできるので、通勤・通学など日々の時間にゆとりが生まれるとともに、軽快なフットワークで東京の多彩な街をフィールドに都市生活を送ることができるだろう。

歴史の趣漂う神楽坂エリアも徒歩圏
歴史の趣漂う神楽坂エリアも徒歩圏

また、神楽坂方面は気軽に歩いて行ける距離にあり、神田川沿いはアップダウンも少ないので、飯田橋・水道橋方面や早稲田方面へは自転車でも楽々とアクセスすることができる。

新宿区山吹町に住み、拠点となる江戸川橋エリアと、東京の個性豊かな様々な街へと生活圏を広げてくれる有楽町線と東西線の2路線を使いこなし、自分らしいライフスタイルを築いてみてはいかがだろう。

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