歴史の品格と、近代の住みやすさが合わさる、稀有なエリア
東京都港区の南部に位置し、古くから都心に近く暮らしやすい住宅街として人気を集めるエリア。江戸時代には諸藩の下屋敷や寺院が多く置かれており、明治維新後、広い敷地を持つ屋敷は、皇族や高官・財界人の邸宅として利用されるようになり、今尚その品格を残している。「プラチナ通り」をはじめとする都会的な華やぎと、昔ながらの街並みや商店街が共存する稀有なエリアだ。
緑地を残し、歴史と学びが深まる環境
白金高輪エリアは都心有数の緑地帯でもある。「国立科学博物館附属自然教育園」、「高輪皇族邸(旧高松宮邸)」、「東京都庭園美術館」など、大規模な緑地が多い。歴史的な建造物はもちろん、「旧細川邸しいの木」や「八芳園」など、貴重な自然に触れることもできる。子どもはもちろん、大人にも文化的刺激の多い環境だ。
利便性が更に向上するアクセス環境
2000(平成12)年の東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線「白金高輪」駅によってエリアのアクセス利便は大きく向上。六本木、目黒、品川、東京等の主要な都心エリアまで10分圏内。「目黒」駅では東急目黒線に乗り入れしているため、田園調布や武蔵小杉方面へもアクセスが良い。
また、同じく徒歩圏内である「泉岳寺」駅では、「成田空港」に向かうアクセス特急や「羽田空港」方面の京急線に乗り換えが出来るので、飛行機を利用した旅行へのアクセスもよい。
2020(令和2)年3月開業のJR山手線新駅「高輪ゲートウェイ」駅や、2027(令和9)年に開業予定のリニア中央新幹線の起点となる「品川」駅も近いため、今後さらにアクセス利便性が高まることが期待される。
充実のショッピング環境
休日の買い物には、「東京ミッドタウン」「六本木ヒルズ」や、「恵比寿ガーデンプレイス」もほど近く、大型の商業施設へも気軽に行ける。そして、近隣には「魚籃坂商店街」「白金商店街」をはじめ、古き良き風景を残す商店街が8つ点在。昔ながらの専門店はもちろん、おしゃれなレストランやベーカリー、洋菓子店なども増えている。 古くは、古川の舟運を生かし、多くの人と店が集まる歴史的環境から、現代まで商業地として発展してきたことが窺える。
便利な公共施設に、頼れる大型の医療機関が身近な環境に
いざという時の備えも万全だ。「北里大学北里研究所病院」「東京大学医科学研究所附属病院」「東京都立広尾病院」など救急や災害時などにも頼りになる総合病院が点在している。また、「白金高輪」駅前の医療環境として、「白金アエルシティ」内に各種クリニックが入居するほか、周辺エリアにもかかりつけにできる医療機関が充実している。
また、複合公共施設「高輪コミュニティーぷらざ」や「高輪地区総合支所」で各種手続きなどができる施設もほど近い。その他、250席の客席を持つ区民ホールや集会室、音楽スタジオや展示ギャラリー、講習室、会議室などを備える「高輪区民センター」や、映画上映会や親子向けの催しも開催する「高輪図書館」、乳幼児親子から高校生までが利用できる「高輪子ども中高生プラザ(TAP(たっぷ)」など、便利な公共施設が揃う。
歴史的価値を残しつつ、新たな開発が期待される
洗練された雰囲気と、商店街の人情味が混在するこのエリアで、多くの再開発計画が進行しているが、そのどれもが、現在の白金高輪の風情を壊す再開発ではなく、白金高輪ならではの暮らしと趣を活かして、より利便性の高い街づくりを目指す計画となっている。