大規模再開発が次々と完成に近づく新虎通り周辺エリア。今後のさらなる展開も
新橋四丁目エリア周辺では東京の新しい国際ビジネス拠点を目指し、大規模再開発が行われてきた。その代表が「虎ノ門ヒルズ」だ。2014(平成26)年には「虎ノ門ヒルズ森タワー」が誕生。2020(令和2)6月には「虎ノ門ヒルズビジネスタワー」も完成を迎えている。また、周辺では2020(令和2)年3月に「東京ワールドゲート 神谷町トラストタワー」がオープン、2020(令和2)7月には東京メトロ銀座線の「虎ノ門」駅直結の「東京虎ノ門グローバルスクエア」も完成した。
こうした再開発に伴い、交通アクセスの整備も進められている。2020(令和2)年6月には東京メトロ日比谷線の新駅「虎ノ門ヒルズ」駅が暫定開業し、「虎ノ門」駅との乗り換えが可能になった。「虎ノ門ヒルズビジネスタワー バスターミナル」からは2020(令和2)年10月に「晴海BRTターミナル」との間で東京BRTの運行が始まり、2020(令和2)年12月より「羽田空港」への直行バスも発着するようになっている。
今後も「虎ノ門ヒルズ」では2023(令和5)年に「虎ノ門ヒルズステーションタワー」が完成し、「虎ノ門ヒルズ」駅が本開業する予定。周辺でも「新橋田村町地区市街地再開発事業」や「⻁ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」、「虎ノ門・麻布台プロジェクト」など大規模プロジェクトが進められている。新橋四丁目エリア周辺はさらなる発展も期待できそうだ。