小田急線とJR横浜線が交わる「町田」駅近くの閑静な住宅地
町田市原町田五丁目は小田急線とJR横浜線が交わる「町田」駅の北東に位置する。エリアから「町田」駅方面には、2002(平成14)年に開通した「原町田大通り」が伸び、広い歩道で快適にアクセス可能だ。地形的には標高90m前後の相模野台地上にあたり、エリア東側には台地を刻む谷を公園に整備した「芹ヶ谷公園」が広がる。原町田五丁目は、利便性と緑豊かで閑静な佇まいが両立した住宅地として注目を集めている。
絹の道沿いの拠点として発展
原町田五丁目の南側には縄文時代の集落跡「高ヶ坂石器時代遺跡」があり、古くから人々の暮らしが営まれてきたことがうかがえる。明治時代になるとエリア周辺は八王子方面から横浜港へ絹を運ぶルート沿いの交易拠点として発展した。当時のルートは現在の「原町田4丁目商店会」や「栄通り商店会」で、最近は「絹の道 中央通り」や「絹の道 栄通り」という愛称も付けられている。
こうした歴史から、今も原町田五丁目周辺には1884(明治17)年創業の「柿島屋」、1895(明治28)年創業の「柾屋商店」、1919(大正8)年創業の「富澤商店」や「守屋精肉店」、1933(昭和8)年創業の「中野屋」など老舗の店舗が今も営業を続けている。
小田急線で「新宿」駅ダイレクトアクセス
原町田五丁目は交通アクセスの利便性は大きな魅力になる。小田急線の「町田」駅には快速急行や急行のほか一部の特急ロマンスカーも停車。「新宿」駅には快速急行で30分と近い。また、「代々木上原」駅では東京メトロ千代田線に同じホームで乗り換えができ、「表参道」駅や「大手町」駅などへのアクセスもスムーズだ。特急ロマンスカーに乗れば、箱根や江ノ島など人気のリゾート地にも快適に移動できる。
JR横浜線の「町田」駅には各駅停車のほか快速も停車する。「横浜」駅など横浜市中心部へ乗り換えなしで移動できるほか、「新横浜」駅から東海道新幹線への乗り換えも便利だ。
国道16号や町田街道など幹線道路が多いため、自動車交通も恵まれている。東名高速道路の「横浜町田」ICも近く、高速道路も利用しやすい。「横浜町田」IC周辺の国道16号と国道246号で進められていた「町田立体事業」が完成し、原町田五丁目から「横浜町田」ICへの移動が便利になった。
百貨店から商店街まで多彩なショッピング施設を使いこなせる
交易拠点として栄えた町田は今もショッピングの街としてにぎわう。「町田」駅周辺には「小田急百貨店 町田店」をはじめ、「町田モディ」や「町田東急ツインズ」など多くのショッピング施設が集まる。「原町田4丁目商店会」や「栄通り商店会」、「町田中央商店街」など商店街も多く、とくに「町田仲見世商店街」はレトロなアーケードが注目を集めている。
おしゃれなカフェや老舗の居酒屋など気軽に楽しめるグルメの店も集まり、買い物ついでにお茶や食事を楽しむのも有意義なひと時になるだろう。
町田市の中心地にあり公共施設が多数
原町田五丁目周辺は公共施設も多い。住民票の受け取りなどは「町田市役所 町田駅前連絡所」で済ませることが可能。「町田市役所」も徒歩圏内で、用事ができても短時間でアクセスできる。「町田市生涯学習センター(まちだ中央公民館)」や「町田市立中央図書館」、「町田市民ホール」といった公共施設も揃い、身近で活用できる。
緑に恵まれ、子育てを満喫できる街
原町田五丁目は幼稚園・保育施設、小・中学校が近いなど、子育てファミリーにも魅力的だ。通学指定校は1873(明治6)年創立の「日新学校」が前身の「町田市立町田第一小学校」という点も魅力になるだろう。都立の名門として知られる「東京都立町田高等学校」が近いほか、人気の私立校「玉川学園」や「和光鶴川」にも「町田」駅から小田急線で1~2駅と近く、進路の選択肢にも恵まれている。
子どもの遊び場に適した公園や各科のクリニックも充実。「芹ヶ谷公園」など豊かな自然に親しめるスポットもある。2014(平成26)年には旧「町田市役所」跡地に「町田シバヒロ」もオープンした。
「町田」駅至近の好立地と閑静な佇まいが両立する町田市原町田五丁目。ここはファミリーを中心に誰もが快適に暮らせる街と言えよう。