充実した教育施設と落ち着いた佇まいが魅力の文京区大塚二丁目
文京区大塚二丁目は東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷」駅の北側に広がる。エリア周辺は都市計画法上の文教地区に指定され、教育・子育てに適した環境が法的に維持されている。「小石川植物園」や「教育の森公園」など豊かな緑にも恵まれていることから、快適な住宅地として注目されている。
江戸時代から文教の街として発展
江戸時代、現在の文京区内には「湯島聖堂」や「昌平坂学問所」といった教育施設が設置され、日本有数の文教エリアとしての歴史を歩み始めた。
明治維新後は「昌平坂学問所」跡地やその周辺に「東京女子師範学校(現・お茶の水女子大学)」、「東京高等師範学校(現・筑波大学)」、「東京府女子師範学校(現・東京学芸大学)」、「東京医学校(現・東京大学)」といった教育施設が続々と誕生。文教エリアとしての地位を確立している。
文教エリアならではの充実した教育環境
また、大塚二丁目周辺には「お茶の水女子大学附属小学校」や「お茶の水女子大学附属中学校」をはじめ、「筑波大学附属中学校・高等学校」、「筑波大学附属小学校」、「東京学芸大学附属竹早中学校」、「東京学芸大学附属竹早小学校」など人気の附属校が集まる。他にも「小石川中等教育学校」や「跡見学園中学校・高等学校」、「東邦音楽大学附属東邦中学校・高等学校」といった多くの学校があり、教育の選択肢が多いこともうれしい。
東京メトロ丸ノ内線で都心部にダイレクトアクセス
大塚二丁目は交通アクセスの利便性も魅力となる。最寄りの「茗荷谷」駅から東京メトロ丸ノ内線に乗れば、「大手町」駅や「東京」駅、「銀座」駅など都心部にダイレクトアクセスできる。「茗荷谷」駅から「東京」駅へは約11分の乗車で到着し、通勤も苦にならない。
「茗荷谷」駅からは「池袋」駅にも2駅2分と近く、JR山手線やJR埼京線に乗り換えれば「新宿」駅や「渋谷」駅方面にもスムーズにアクセス可能だ。
歴史を伝える庭園や寺院が点在
大塚二丁目周辺は江戸時代に多くの大名屋敷や武家屋敷が設けられていた。今も松平播磨藩上屋敷にちなんだ「播磨坂」や徳川光圀の弟の松平頼元の屋敷にあった庭園に由来する「占春園」、江戸幕府が開いた「小石川御薬園」がルーツの「小石川植物園」など江戸時代の面影を感じられるスポットが多い。
徳川綱吉の母、桂昌院の祈願寺として造られた「護国寺」や室町時代に開かれ、江戸時代には徳川幕府の菩提寺となった「伝通院」など長い歴史を持つ寺院もあり、歴史を訪ねて散策するのも充実したひと時になりそうだ。
文教エリアならではの穏やかな佇まいが魅力の文京区大塚二丁目。ここでは穏やかな日々を満喫できるだろう。