旧「品川宿」の歴史が漂い、ゆったりとした時間が流れる街

品川区は東京23区の南部に位置し、近年は大崎エリアなどを中心に大規模な再開発が進められ、オフィス街として発展した。一方で品川区は古くから江戸湾（東京湾）に面した港町として栄え、江戸時代に「品川宿」が設けられると宿場町として発展を遂げた歴史を持つ。

新馬場エリアはかつての「品川宿」があった場所だ。今も新馬場エリア周辺はどこか懐かしい街並みが残り、目黒川沿いでは春に桜が咲き誇るなど緑も豊かだ。新馬場エリア近隣には「品川区立北浜公園」、「品川区立聖蹟公園」などの公園が点在。運河沿いを散策でき、桜も美しい「東品川海上公園」、スポーツ施設が充実する「天王洲公園」など大規模公園も近い。

「新馬場」駅から大ターミナル「品川」駅まで直通3分

新馬場エリアは交通アクセスにも恵まれている。最寄りとなる「新馬場」駅から京急本線を利用すれば、東海道新幹線も乗り入れるターミナル「品川」駅には直通3分で到着。京急本線には都営地下鉄浅草線、京急空港線に直通する電車もあり、「新橋」駅や「日本橋」駅など都心エリア、「羽田空港」にもスムーズにアクセス可能だ。東京モノレールとりんかい線が乗り入れる「天王洲アイル」駅も徒歩圏内にある。

「品川宿」の面影を感じられる「北品川商店街」

新馬場エリアには旧東海道沿い、かつて「品川宿」があった場所に広がる「北品川商店街」がある。ここでは「品川屋海苔店」、「品川宿　魚仙」など漁港として栄えた名残の店も営業を続けている。新馬場エリアからは「まいばすけっと 北品川2丁目店」、「まいばすけっと南品川1丁目」など手頃な規模のスーパーケットも近く、日常の買い物も近隣で済ませられる。

少し足を延ばせば、大規模スーパーマーケット「イオンスタイル品川シーサイド」もある。「イオンスタイル品川シーサイド」はネットスーパーに対応しており、食料品や日用品を配達してくれるので便利だ。

「品川第一地域センター」や「品川区立品川図書館」が徒歩圏内

新馬場エリア周辺には公共施設や医療機関も充実している。住民票交付などの窓口がある「品川第一地域センター」は「新馬場」駅前に、また「新馬場」駅南側には「品川区立品川図書館」もある。

内科、小児科、アレルギー科の「のぞみクリニック」をはじめ、「嶋本皮膚科内科医院」、「本村耳鼻咽喉科クリニック」、「すずき歯科クリニック」など各科のクリニックも近隣にそろう。休日に急病の応急処置を行う「品川区医師会休日診療所」が近いのも安心だ。

「品川神社」例大祭や「しながわ宿場まつり」など季節のイベントが暮らしを彩る

新馬場エリア周辺には歴史を感じられるスポットも多い。「品川神社」には都内有数の富士塚があり、夏には山開きが行われる。「北の天王祭」と呼ばれる「品川神社」例大祭のクライマックスでは53段の急階段を神輿が上がり、大いに盛り上がる。旧東海道沿いでは江戸時代の衣装をまとった行列が練り歩く「しながわ宿場まつり」など季節のイベントも開かれる。

「天王洲アイル」には演劇やミュージカルなどの会場となる「天王洲 銀河劇場」、美術展やファッションショーなどが行われる「寺田倉庫G1ビル」、街並みをアートが彩る「ボンドストリート」や「ストリートファニチャー」など芸術に親しめるスポットもある。

また、電車を使えば「品川」駅周辺の「アトレ品川」、「エキュート品川」での買い物を楽しめるほか、五反田、大崎、大井町など各エリアのショッピング施設も使いやすい。

暮らしの利便性に恵まれながら、歴史が薫る穏やかな街並みの広がる新馬場エリア。ここではゆったりとした日々が心地よい。

京急本線「新馬場」駅から「品川」駅まで直通3分、「品川宿」の歴史や「東品川海上公園」の緑が彩る品川区新馬場エリア
所在地：東京都品川区