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歴史ある公園や緑豊かなスポットを散策してみました!

歴史ある公園や緑豊かなスポットを散策してみました!

北区の行政の中心地である「王子」は“生活の利便性”に優れているだけでなく、 豊かな自然と歴史を満喫できるエリアです。王子エリアの周辺には、様々な公園が点在しています。

また、「飛鳥山公園」や「名主の滝公園」のように、江戸時代から親しまれてきた 歴史あるスポットも楽しむ事ができます。今回は、数ある公園の中でも代表的なスポットをいくつかご紹介します。

「王子」といえば、やはりJR線のプラットホームからも見える「飛鳥山公園」が筆頭に挙げられます。1873(明治6)年には、上野公園などと並んで、“日本初の公園”に指定された、由緒ある公園です。

現在も園内には約650本の桜が植えられており、シーズンには大勢の花見客で賑わいます。また、5月にはツツジ、6月から7月の上旬にはアジサイが楽しめます。訪れた時には「飛鳥の小径」がアジサイでいっぱいでした!
 

飛鳥山公園園内には約650本の桜「飛鳥山公園」 飛鳥山公園アジサイの名所としても有名 「飛鳥の小径」

「飛鳥山公園」は桜、ツツジ、アジサイなどの花の他にもう一つの特徴があります。それは、園内に3つの博物館があること。「紙の博物館」 「飛鳥山博物館」「渋沢資料館」の3館で、1998(平成10)年に同時オープンしました。

「国立印刷局」や「王子製紙」など、紙の歴史を担ってきた王子ならではの「紙の博物館」、北区の自然・歴史・文化を紹介している「飛鳥山博物館」、“日本資本主義の父”と呼ばれる明治時代の実業家・渋沢栄一に関する資料を収蔵、展示している「渋沢資料館」、さらに園内では渋沢栄一の旧邸跡の庭園も公開しており、こちらは国の重要文化財に指定されています。
 

紙の博物館
3つの博物館が並んでいます「紙の博物館」
渋沢資料館隣接して渋沢庭園もあります「渋沢資料館」

また、「アーデル王子本町」がある高台の西側には、「北区中央公園」があります。

64,000平方メートルの広大な「北区中央公園」は、林や芝生広場のほか、文化センター、子ども用のサイクリングコースが設けられています。また、災害時の避難場所としての多目的な機能も用意されているので、もしもの時でも安心です。
 

北区中央公園
広々とした園内「北区中央公園」
北区中央公園公園内には文化センターも 

「北区中央公園」の北側には赤レンガ倉庫を改装・増築したレトロな雰囲気の「北区中央図書館」もあります。「子ども図書館」「おはなしのへや」「子育て情報支援室」などがあり、図書館周辺には児童公園や広場があるためか、子ども連れの人を多く見かけました。大人たちのコミュニケーション・スポットにもなっているようです。

また、「アトリエ・ド・リーブ 赤煉瓦Cafe」も併設されており、美味しいケーキ、コーヒーなどを片手に、図書館で借りた本で読書を堪能できます。
 

北区中央図書館赤レンガのレトロな建物「北区中央図書館」 アトリエ・ド・リーブ 赤煉瓦Café
「アトリエ・ド・リーブ 赤煉瓦Café」 

名主の滝公園唯一現存する「王子七滝」の一つ「名主の滝公園」

「北区中央図書館」の東側、「アーデル王子本町」の北側に位置する「名主の滝公園」も歴史ある公園の一つ。

ケヤキやヤマモミジが植えられた園内には、男滝、女滝、独鈷の滝、湧玉の滝の4つの滝が水音を響かせています。

「名主の滝公園」の南側には「王子稲荷神社」もあります。落語で有名な「王子の狐」の題材となっているのがこの神社。毎年、行われる「大晦日狐の行列」は地元の人たちだけでなく、多くの観光客で賑わいます。
 

王子稲荷神社「王子稲荷神社」 王子稲荷神社「王子」といえば狐

旧古河庭園バラが咲き乱れる西洋庭園「旧古河庭園」

このほか、JR「王子駅」前の「音無親水公園」や「王子神社」もあります。駒込方面へ足を延ばせば、柳沢吉保が自らの下屋敷として造営した大名庭園で現在もシダレザクラが見事な「六義園」、春と秋には約90種180株のバラが咲き誇る「旧古河庭園」なども見られます。

徒歩圏内に歴史ある花の名所が多数あり、王子周辺は休日のリフレッシュには事欠かないエリアとなっているのです。

歴史ある公園や緑豊かなスポットを散策してみました!

名主の滝公園
「名主の滝公園」

  • (1)駅近くに多くの緑地や公園が点在している
  • (2)歴史ある公園が多く整備も行き届いている
  • (3)周辺エリアにもリフレッシュできるスポットが多い!


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