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玉川上水のせせらぎに抱かれた街、小平市上水本町三丁目

小平市上水本町三丁目エリアは小平市の南部、国分寺市と隣接する場所に広がっている。エリア北側には五日市街道が通るほか、西武国分寺線「恋ヶ窪」駅も近く、交通の利便性に恵まれた場所だ。

地形的には標高80m前後の武蔵野台地上に位置し、かつては水に乏しく農業には向かない場所だった。江戸時代になると玉川上水から分水が引かれ、五日市街道沿いに上鈴木新田が誕生した。現在も残る「上鈴木稲荷神社」は、1723(享保8)年に本村から勧請されたものといわれ、こうした新田開発の歴史を今に伝えている。

上水本町三丁目の最寄り駅となる「恋ヶ窪」駅はJR中央線に接続する「国分寺」駅まで1駅と近く、都心方面へのアクセスもよい。「国分寺」駅には快速や特快、通勤特快なども停車し、特快なら「新宿」駅まで約20分、「東京」駅にも約35分で着く。さらに、西武多摩湖線「一橋学園駅」駅やJR武蔵野線「新小平」駅も徒歩圏内で、多摩湖線は「西武園ゆうえんち」などのレジャー施設に行く場合、武蔵野線は埼玉県方面に向かう場合に利用するとよい。

五日市街道や府中街道などの幹線道路が近いため、カーアクセスの利便性も高い。現在、府中街道のバイパスである小平都市計画道路3・2・8号府中所沢線が整備中。2019(平成31)年度予定の完成時には、小川町交差点から南に直進し府中市の「東京都立多摩総合医療センター」までの片側2車線の道路ができ、上水本町三丁目の西側で五日市街道と交差する予定になっている。近い将来、自動車での移動はさらに快適になりそうだ。

上水本町三丁目周辺は、暮らしに欠かせないショッピング施設も揃っている。スーパーマーケット「サミットストア 恋ヶ窪店」をはじめ、コンビニエンスストアやドラッグストアがあり、日常の買い物で不自由は感じないだろう。「一橋学園」駅周辺には商店街が、五日市街道や府中街道沿いにはロードサイド型の専門店も点在している。さらに、府中街道の恋ヶ窪交差点の南側には、地元産の新鮮な野菜が購入できる「国分寺ファーマーズマーケット ムーちゃん広場」もある。

国分寺線に乗って「国分寺」駅前まで出れば、「国分寺マルイ」や「セレオ国分寺」なども日常圏内の買い物先として利用可能。中央線沿いの吉祥寺や立川、新宿などのショッピングタウンも利用しやすい。

江戸時代、小平市をはじめとした武蔵野台地上では小麦の生産が盛んに行われ、うどん食の文化が発達した。近年は、このエリアのうどんが「武蔵野うどん」として注目され、上水本町三丁目周辺にも「むぎきり」などのうどん店が点在する。また、小平市はブルーベリーの経済栽培が初めて行われた場所で、小平市のキャラクターもブルーベリーをモチーフにした「ブルベー」だ。ブルーベリーの生産は今も行われ、シーズンには観光農園でブルーベリーの摘み取りができるほか、市内の飲食店や菓子店では小平産ブルーベリーが味わえる。

上水本町三丁目の北側は大正時代に「小平学園都市」として開発されたエリアで、高級住宅地として人気を集めるとともに、いまも「一橋学園」や「津田塾大学」のキャンパスが建つ文教エリアとしての良好な環境が維持されている。

子育ての場としては、「早稲田実業学校中等部・高等部・初等部」や「東京学芸大学附属幼稚園小金井園舎・小金井小学校・小金井中学校」、「サレジオ小学校・中学校」、「中央大学附属中学校・高等学校」など人気の教育施設が近隣に揃っていることが魅力になるだろう。もちろん、幼稚園や保育園も近くにあり、最寄りの小学校も徒歩圏内とある。

周辺に公園が多いことも上水本町三丁目の特徴だ。「上水本町地域センター公園」など子どもの遊び場に適した規模の公園に加え、遊具が充実する「窪東公園」、体育館やプールがある「小平中央公園」も近い。

また、エリアの北を流れる「玉川上水」には、桜並木沿いに遊歩道が整備され、春にはとくに美しい風景を楽しめる。この一帯は「玉川上水風致地区」に指定されているほか、上水本町三丁目は「第一種低層住居専用地域」や「生産緑地地区」に指定されている場所が多いため、エリア一帯の良好な住環境も維持されそうだ。

充実した教育施設に緑豊かな住環境が整った小平市上水本町三丁目エリア。ここは快適に暮らせる条件が揃っている街といえそうだ。

玉川上水のせせらぎに抱かれた街、小平市上水本町三丁目
所在地:東京都小平市 




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