再開発により利便性も向上中。下町情緒ある落ち着いた街並みが広がる葛飾区金町エリア
葛飾区の北東部に広がる東金町三丁目は、東京メトロ千代田線直通、JR常磐線「金町」駅を最寄りとする落ち着いた住宅街が広がるエリア。電車での移動や買い物にも便利なエリアだ。エリア周辺は低層住宅を中心とした比較的落ち着いた街並みで、住環境としても申し分ない場所といえる。
「大手町」駅まで直通26分。都心各地にダイレクトアクセス
最寄りとなる「金町」駅にはJR常磐線の各駅停車が停車。ほぼすべての電車が東京メトロ千代田線に乗り入れているため、「大手町」駅や「霞ヶ関」駅など都心部にもダイレクトアクセスできる。「北千住」駅では東京メトロ日比谷線や東武スカイツリーラインの東京メトロ半蔵門線直通電車などに乗り換えできるのも便利だ。
「金町」駅前の「京成金町」駅から京成金町線に乗れば、2駅目の終点「京成高砂」駅で「成田空港」や「羽田空港」行きの電車に乗り換えでき、空の旅へのアクセスもよい。
かつての水戸街道をベースにした国道6号をはじめ、東京外かく環状道路、環七通りなど多数の幹線道路が通るこのエリアは自動車も使いやすい。首都高速道路の「加平」出入口や東京外環自動車道「三郷南」ICも近く、周辺エリアへのドライブも快適だ。
新旧が融合する金町のショッピング環境
買い物環境にも恵まれている。エリア近くには「まいばすけっと東金町3丁目」やドラッグストア「ドラッグストアスマイル 東金町店」といった店があるほか、「金町」駅前まで行けば、飲食店や専門店なども充実した「東急ストア金町店」や、ホームセンターが併設されている「イトーヨーカドー 金町店」といったスーパーマーケットも充実している。
また、「金町」駅周辺には10の商店街があり、青果店や鮮魚店をはじめ、和菓子、そば、寿司といった親しみ深く味わい深い食の名店の数々が軒を連ねている。ここでの買い物も楽しいだろう。
再開発事業が進行中、変わる駅前
近年は、「金町」駅周辺で再開発が行われており、生活の利便性が向上してきた。「金町」駅南口の「ヴィナシス金町」には、高層階は住宅、低層階にはスーパーマーケット、クリニックモールなどの商業施設、区立中央図書館などが整備された。
また、現在も「ヴィナシス金町」の北側では「金町六丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」が行われた。この事業では、地上21階の高層ビルに住宅、商業施設が整備されるほか、南側の「ヴィナシス金町」、北側の駅前交通広場と連携して、安全でゆとりある歩行者ネットワークの形成も目指している。
「金町」駅の北側でも、「三菱製紙 中川工場」跡地開発が進められ、2013(平成25)年4月に「東京理科大学 葛飾キャンパス」や「葛飾にいじゅくみらい公園」がオープン。「東京理科大学 葛飾キャンパス」内には、「葛飾区科学教育センター 未来わくわく館」、大学図書館、食堂など区民が利用できる施設もできている。
四季と潤い感じるスポットが充実
エリア周辺で人気の「都立水元公園」は、96万平方メートルと23区内で最大の面積を誇る。江戸川を挟んで三郷市側の「埼玉県立みさと公園」と橋で結ばれているため、それぞれの公園の施設を利用することも可能だ。東京都内では唯一である水郷の風情が美しく、かつては「釣仙郷」と呼ばれる釣りの名所だったという。
「野外ステージ」で行われるコンサートなど、「都立水元公園」では多彩なイベントも開催されている。「水元公園ふれあいフェスティバル」や「葛飾区子どもまつり」、「水元公園WAKATEフェスタ」などのイベントに、タイミングを合わせて参加してみるのも楽しい思い出になるだろう。また、「都立水元公園」は周辺地域の広域避難場所にも指定されており、地域の方の安全を守る場所にもなっている。
「都立水元公園」以外にも再開発で誕生した「葛飾にいじゅくみらい公園」など、公園が点在する。江戸川沿いには「江戸川堤サイクリングロード」もあり、散策やサイクリング、ジョギングを楽しめる。江戸川の河川敷では「葛飾納涼花火大会」や「松戸花火大会」も行われ、このエリアの夏の風物詩になっている。
豊かな自然に包まれ、暮らしの利便性にも恵まれた葛飾区東金町三丁目エリア。この街は快適な暮らしを実現できる街として注目されている。