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HUTTE(ヒュッテ)

「HUTTE(ヒュッテ)」外観
「HUTTE(ヒュッテ)」外観
看板も雰囲気を作り出している
看板も雰囲気を作り出している

「玉川学園前」駅から南へ徒歩5分ほど。右手側にかわいらしい外観で佇んでいるカフェ「ヒュッテ」は、2014(平成26)年にオープンした、夫婦経営の“山小屋風”カフェ。山が大好きでたまらないという奥様と、それにお付き合いで登っているうちに山好きになったという、ちょっと奥手のご主人が二人三脚で経営している、小さなお店である。店名はもちろん、ドイツ語で山小屋を表す「ヒュッテ」という言葉から取ったもの。ちょっとだけ山小屋の雰囲気がある外観は、静かな玉川学園の街並みに溶けこんでいる。

内観、雑貨も並ぶ
内観、雑貨も並ぶ

店のドアを開けると、出迎えてくれるのは大抵の場合、メガネの似合う穏やかな雰囲気の奥様だ。長身で細身で、言われてみれば「確かに、山に登っていそう」という感じの人だが、聞けば地元の山岳会に所属し、岩登りも沢登りも、雪山にも行くという本格派。山好きの人が訪れれば、いくらでも話し込めてしまいそうだ。

ひとつひとつにこだわりを感じる
ひとつひとつにこだわりを感じる

店名が「山小屋」だが、中に一歩入ればそこはハイセンスにまとめられた、カフェ雑誌にも載っていそうな空間。アンティークの家具が配され、天井から裸で吊るされた電球だけがどこか山小屋を彷彿させるが、「野暮ったさ」とは無縁だ。椅子を引いて座れば、目に入ってくるのはレトロな色合いや、手作りの温もりを感じさせる品々ばかり。一人で訪れてもしっかりと落ち着けるような、身体にも心にも優しいカフェだ。

「山小屋」感もある照明
「山小屋」感もある照明

メニューは軽食とドリンクと、ちょっとしたスイーツが揃う。ランチタイムにはワンプレートランチが週替わりで2種類提供されており、もともと和食の出身というご主人が腕を振るう。とは言っても和食が毎日提供されるわけではなく、たとえばこの日のランチは「梅しそおろしロースカツ」というランチプレート。メイン料理以外に玄米ご飯と数種類のデリとサラダが付くというもので、栄養バランスもしっかり考えられている。ほかにも、肉料理や魚料理、カレーや麺料理などと組み合わせたものなど、内容は毎日変わっていくので、何があるのかは訪れる日のお楽しみだ。値段は1,100円が基本。ドリンクをプラス200円で付けて楽しんでいくお客さんが多いという。

日替わりプレート
日替わりプレート
「梅しそおろしロースカツ」
「梅しそおろしロースカツ」

また、ランチプレートに野菜を多めに、意識的に使っているそうだが、これらの野菜は出来る限り、地元の町田市内のものを使っているそうだ。休みの日や朝早くに、市内各地にある直売所や農協の販売所などをめぐり、農家の方の顔が見える、名前が分かるような野菜を仕入れている。それを心を込めて料理し、地元の方々へと戻す。「地産地消」を強く意識し実践しているというのも、「ヒュッテ」の特徴の一つだ。

こだわりのコーヒー
こだわりのコーヒー

コーヒーはホットがネルドリップ、アイスが水出しという、非常に手がかかっているもので、こちらにもファンは多い。豆は小田急相模原にある焙煎店「生豆屋」に、オーガニックコーヒーを使った「ヒュッテブレンド」を特注で作ってもらい、それ1種類だけで提供している。良い豆を良い腕の職人さんが焙煎するので、そもそも「美味しくないわけが無い」という豆だが、それを注文ごと、たっぷりの豆を使いネルドリップしてくれるのだから堪らない。すっきりとした味わいのコーヒーは、間違いなく美味しい一杯だ。

手間暇をかけた一杯を
手間暇をかけた一杯を

アイスコーヒーもこだわりが深い。同じ「ヒュッテブレンド」の豆ながら、こちらは「1秒あたり1滴しか落ちない」という抽出器を使い、気の遠くなりそうな時間をかけて落としているので、その味わいはまろやかでコクが深く、ホットとはまた違った風合いがある。冬季はネルドリップベースのアイスコーヒーに切り替えるそうだが、暖かい季節に訪れたら、ぜひこのアイスコーヒーも経験してみてほしい。なお、紅茶もオーガニック認証の茶葉を使っているそうだ。

デザート
デザート

スイーツは生ケーキ、ベイクドケーキ、シフォン、スコーンなど少数精鋭で置いており、「品切れになるごとに、別のものを作り直す」というスタイルで日々更新している。スイーツについては奥様が担当しており、余計なものを加えず、甘くしすぎず、素材の味を生かすという方向で整えられており、端正なコーヒーや紅茶との相性は抜群に良い。店内の雰囲気ともよくマッチしたスイーツで、心が洗われるようなひと時を過ごせることだろう。

にこやかにご対応頂いたお二人
にこやかにご対応頂いたお二人

この店の隣にはアンティーク&生活雑貨の「Yuge(ユゲ)」というショップもあるが、実は「ヒュッテ」の場所にはもともと「Yuge」があり、いまの「Yuge」の場所に当初「ヒュッテ」が入る予定だったという。ところが、厨房設備が無かったことから、「ヒュッテ」ご夫妻は一度は出店を断念しようとしたのだとか。そこで手を差し伸べてくれたのが、「Yuge」の店主さん。「うちはもともとパン屋さんだった物件だから、厨房も安く作れるはず」と、何と、店があった場所をご夫婦に譲ってくれ、自分は隣に移ってしまったのだそうだ。

「ニチヨウツキイチ」 毎月開催される
「ニチヨウツキイチ」 毎月開催される

そんな縁もあってお隣同士は非常に仲良しで、そこに同じ建物2階にある手作りリネン服のお店「リネンアトリエ コトコト」とそれぞれ共通の友人も加えて、2016(平成28)年に始めたのが、「ニチヨウツキイチ」というイベント。店の前のちょっとしたスペースに雑貨やお菓子、パン、野菜、加工品などの手作り商品の露店を開いているもので、その名前の通り毎月1回、日曜日に開催されている。ホームページ等で日程を告知しているので、こちらも是非チェックしてみてはいかがだろう。

これまで今時風のカフェが少なかった「玉川学園前」駅に、にわかに登場した、ほっこり系山小屋カフェ「ヒュッテ」。外観やインテリアを見るだけでもすごくセンスの勉強になりそうな店だが、見かけだけではなく料理もドリンクも、スイーツも、おもてなしも、心がしっかりと込められており、わざわざ訪れてみるだけの価値がある。山が好きな人もそうでない人も、この辺りに来たら是非「ヒュッテ」を訪ねてみてほしい。

HUTTE(ヒュッテ)
所在地:東京都町田市玉川学園1-4-33 103 
電話番号:090-7236-5953
営業時間:12:00~22:00 ※日曜日は16:00まで
定休日:月曜日
http://huttee.exblog.jp/




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