「荻窪」駅と「富士見ヶ丘」駅の2駅利用可能な閑静な邸宅地、杉並区宮前エリアの暮らしの魅力
邸宅街、別荘地として発展
杉並区は東京23区の西にあり、郊外の住宅街として発展した歴史を持つ。「荻窪」駅の南に見広がる宮前エリアも交通アクセスや買い物に便利な街として、古くから人気を集めてきた。
一説によると、「宮前」という地名は、この地が「大宮八幡宮」または「春日神社」の前面の村であったことが由来であるとされている。宮前エリアの北側では1889(明治22)年に甲武鉄道(現・JR中央線)が開通し、1891(明治24)年に「荻窪」駅が開業し、南側でも1933(昭和8)年に帝都電鉄(現・京王井の頭線)が開通している。
交通アクセスが充実してきたこともあり、近隣の久我山エリアでは洋画家の東郷青児や作家の向田邦子など文化人が多く暮らす邸宅街が発展。荻窪エリアは与謝野晶子や近衛文麿らが時を過ごした東京近郊の別荘地が開発されるなどし、その後、これら両エリアの間にある宮前エリアも住宅地として進化を遂げている。
「荻窪」駅から3路線で都心直結
杉並区宮前から徒歩20分圏内の「荻窪」駅からは東京メトロ丸ノ内線、JR中央線快速、JR中央・総武線各駅停車の3路線が利用できる。東京メトロ丸ノ内線を利用すれば、「霞が関」駅、「銀座」駅、「大手町」駅などへダイレクトアクセス可能。東京メトロ丸ノ内線は「荻窪」駅が始発で、座って移動できるのもうれしい。また、JR中央線快速を使えば、「新宿」駅まで10分、「東京」駅まで24分と短時間で移動できる。JR中央・総武各駅停車には東京メトロ東西線直通電車もあり、「日本橋」駅や「茅場町」駅などにダイレクトアクセス可能だ。
宮前エリアからは京王井の頭線「富士見ヶ丘」駅も徒歩圏内となる。「富士見ヶ丘」駅近くには京王井の頭線の車庫があるため、平日の通勤時間帯にも始発電車が多く、朝8時台は概ね2本に1本が始発だ。「富士見ヶ丘」駅から「渋谷」駅までは19分、「吉祥寺」駅にも6分で到着する。
宮前エリア付近には五日市街道や井の頭通り、環八通りなど幹線道路が多く、カーアクセスにも恵まれている。中央自動車道「高井戸」IC(出口のみ)や首都高速道路4号新宿線「高井戸」出入口も近く、高速道路にも短時間でアクセスできる。
ファミリーにうれしいショッピング施設「ルミネ荻窪」や「荻窪タウンセブン」
宮前エリアには「オーケー 杉並宮前店」などスーパーマーケットが充実し、買い物も便利だ。とくに「マルエツプチ 南荻窪二丁目店」は午後10時まで、「西友 高井戸東店」は午後11時まで営業しており、夜遅くなっても買い物ができる。
「荻窪」駅周辺は杉並区有数のショッピングタウンで、「ルミネ荻窪」や「荻窪タウンセブン」といった大型商業施設が集まる。「ルミネ荻窪」には「ユニクロ ルミネ荻窪店」などファミリーにうれしい店がそろうほか、「荻窪タウンセブン」の屋上は人工芝が広がる無料で遊べる公園「あおぞらぱーく」となっており、子どもに人気だ。
「富士見ヶ丘」駅近くにも24時間営業のスーパーマーケット「西友 富士見ヶ丘店」のほか、「富士見丘商店会」が広がる。ここでは夏に「富士見丘七夕祭り」が開催され、踊り流しやブラジルサンバカーニバルで盛り上がる。
公共施設や公園も身近にそろう
宮前エリア周辺には公共施設も多い。「大宮前体育館」は大小の体育室のほか室内プール、スタジオ、マシンジムなどがあり、スケジュールが空いていれば予約なしでも利用できる。利用者のニーズに合わせた各種の教室プログラムも開かれているのもうれしい。
「杉並区立南荻窪図書館」は自然や環境に関する書籍が充実している施設。「読み聞かせ会」や、「あかちゃんタイム」など、親子で楽しめるイベントも多い。
宮前エリア周辺には子どもの遊び場に適した公園もそろう。「宮前公園」はベビーカーでも訪れやすく、散歩にもうってつけだ。ここは「みみのオアシス」として聴覚をテーマとした施設が整備されていることでも知られる。
「大宮前公園」には雑木林の中に水辺があり、野鳥なども観察できるほか、遊具のある広場や球技場も揃う。
都立御三家「東京都立西高等学校」もエリア内
宮前エリア周辺には「杉並区立宮前保育園」、「アウル宮前保育園」、「宮前おおぞら保育園」など保育施設が多く、子育て環境にも恵まれている。杉並区内には保育施設や子育て支援サービスの利用相談などを行う「子どもセンター」が多数あり、宮前エリアからは「荻窪子どもセンター」や「高井戸子どもセンター」が使いやすい。また、宮前エリアには児童館も「宮前北児童館」、「宮前児童館」と複数ある。
宮前エリアには通学指定校の「杉並区立荻窪小学校」、「杉並区立宮前中学校」が近接して立っている。「杉並区立荻窪小学校」は2009(平成21)年に移転し、森やビオトープなどを持つエコスクールになった。「杉並区立宮前中学校」は自治の精神を重視し、校則をなくしたことで注目されている。
また、宮前エリア内には1973(昭和48)年の創立以来「東京大学」などの難関大学に多くの卒業生を輩出し、“都立御三家”としても知られる「東京都立西高等学校」がある。その他、近隣には私立中高一貫校「國學院大學久我山中学高等学校」や、ミッション系の「立教女学院小学校」、「立教女学院中学校・高等学校」などの私立の教育施設もある。
スイミングスクールやテニススクールも複数
宮前エリア周辺にはスポーツ系習い事施設も充実する。「ヴィムスポーツアベニュウ」はトレーニングとリラクゼーションのコースがあり、プールでのスクールはスイミングだけでなくダイビングもあり、年齢を問わない。「ヴィムスイミングスクール」は幼児から中学生まで16段階に分かれたきめ細やかな指導も提供している。
宮前エリア周辺はテニススクールが集まることも特徴だ。「武蔵野ローンテニスクラブ」にはジュニアからシニアまで通える屋外テニスコートのスクールがある。「武蔵野ドームテニススクール」は屋内ドームテニスコートで天候の影響を受けず、ジュニアから一般、選手育成まで対応する。「武蔵野テニスシティー」では4歳から高校生までのジュニアクラスが充実している。
都心にアクセスしやすく、買い物も便利で、子育て環境もよい杉並区宮前エリア。ここはファミリーが快適に暮らせる街として注目されている。
「荻窪」駅と「富士見ヶ丘」駅の2駅利用可能な閑静な邸宅地、杉並区宮前エリアの暮らしの魅力
所在地:東京都杉並区