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「大島でお肉を食べるならここ」と思わせる変わらない味

平太

大島で四半世紀以上愛されている“とんかつ・ビフテキ”のお店「平太」。創業は1992(平成4)年。明治通り沿いのレトロな看板が目印だ。カウンターを含めた全18席の店内は、ランチタイムやディナータイムになると、続々と人が訪れてすぐに満席になってしまうという。

味のある店構え
味のある店構え
お店の看板メニュー「ビーフカツ」
お店の看板メニュー「ビーフカツ」
ご夫婦で店を切り盛りしている
ご夫婦で店を切り盛りしている
ごはんと一緒にがっつりいただきたい
ごはんと一緒にがっつりいただきたい

取材の日にいただいたのはお店の看板メニューでもある「ビーフカツ」と「ミックスフライ」。ここに来たら一度は食べたいこの「ビーフカツ」は、ミディアムレアの上品な仕上がり。揚げたてのザクザクした衣に、驚くほど柔らかいお肉にご飯がどんどん進んでしまう。ランチタイムは2,500円でサラダ、オニオンスライス、豚汁、ご飯、お新香がつくボリューム満点の定食となる。

代表メニューのひとつ「ビーフカツ」
代表メニューのひとつ「ビーフカツ」
店頭にある人形。ご主人にちょっと似ているかも?
店頭にある人形。ご主人にちょっと似ているかも?
「厚焼きポークソテー」はひそかな人気メニュー
「厚焼きポークソテー」はひそかな人気メニュー

また、「あまり大きな声では言えないんですけど」と小声でおすすめされたのは「厚焼きポークソテー」だ。4㎝ほどの厚みのあるボリューミーな一品で、あまり量が取れる部位ではないという。そのため数人前で終わってしまうことも多く、大勢の人に提供できないのだ。しかし、これを食べた人は必ずまた注文するというリピート率が高い逸品なのだという。

夜だけのメニュー「ミックスフライ」は、一口カツにホタテ、エビの3品の盛り合わせ。お肉はなじみの精肉店からその日の良い素材を仕入れているという。店主にこだわりを聞くと、「とにかく手作りに徹すること。作り置きをせず、オーダーが入ってから肉を切るので少しお待たせしてしまうこともありますが…。」と申し訳なさそうに笑う。その店主の人柄の良さもお店の人気の秘密なのだろう。

カウンターのほかにテーブル席もある
カウンターのほかにテーブル席もある
夜だけ食べられる「ミックスフライ」
夜だけ食べられる「ミックスフライ」
きつね色に揚がったカツ
きつね色に揚がったカツ

最後に大島という街について伺った。「大島はここ10年くらいでイメージがかなり変わってきたと思います。昔は近所の会社員の人たちがよくお店に来てくれるイメージでしたが、今では引っ越してきた若いカップルや、ベビーカーを持った家族連れが増えていて、街が年々若々しくなっている気がしますね。活気があってとても良い街になってきたなと思います。」
街が変わっていっても、変わらない誠実な美味しさで、このお店はこれからも愛され続けていくことだろう。

平太
所在地:東京都江東区大島1-38-8 
電話番号:03-3683-6924
営業時間:11:30~14:30(L.O.14:15)、17:30~21:30(L.O.21:15)
定休日:月曜日、金曜日




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