都心への良好なアクセスに恵まれ、新旧の魅力がともに味わえる荒川区南千住エリアは子育てファミリーにぴったりの街
長い歴史を持つ街が再開発で進化
荒川区は東京23区の東、隅田川の西側に広がる。南千住エリアは荒川区の東側にあたり、台東区や足立区と接している。南千住エリアには江戸時代から主要道路としてにぎわった日光街道が延び、歴史の面影も漂う。
現在も「南千住」駅には3路線が集まるなど交通の要衝として高い利便性を誇る。近年は再開発も行われ、新たな活気と古くからの下町的なにぎわいが混ざり合う魅力にあふれた街になった。
江戸時代からの歴史を受け継ぐ
江戸時代に五街道のひとつとして日光街道が整備されると千住大橋の北側に「千住宿」が設けられた。やがて千住大橋の南側は千住南組と呼ばれるようになり、これが南千住の地名の由来になったという。明治時代以降の南千住エリアは隅田川の水運の要衝として栄え、工業の街としても発展した。
戦後はプロ野球「ロッテオリオンズ(現:千葉ロッテマリーンズ)」が本拠地として使用していた「東京スタジアム」が設けられ、レジャーの街としても進化する。「東京スタジアム」は1972(昭和47)年まで使われたが、その後閉鎖され、現在は「荒川総合スポーツセンター」や「南千住野球場」となっている。
3路線が乗り入れる「南千住」駅
南千住エリアの最寄りとなる「南千住」駅はJR常磐線、東京メトロ日比谷線、つくばエクスプレスの3路線が乗り入れ、交通アクセスの利便性が高い。東京メトロ日比谷線に乗れば「銀座」駅など都心部にもダイレクトアクセス可能。JR常磐線にはJR上野東京ラインへの直通電車もあり、「東京」駅にもダイレクトアクセスできる。つくばエクスプレスは「秋葉原」駅方面への移動に便利だ。
徒歩圏内には都電荒川線の「王子」駅や「大塚」駅方面に向かう「三ノ輪橋」停留場があるほか、南千住エリアからは「亀戸」駅や「浅草橋」駅、「錦糸町」駅などに向かうバスに加え、荒川区コミュニティバス「汐入さくら」もあり、目的地によってはバスも使いやすい。
情緒漂う商店街と大規模ショッピングモールを併せ持つ
南千住エリアは買い物環境にも恵まれている。「ジョイフル三の輪」は大正時代に都電荒川線の前身である王子電気軌道の開通により発展を遂げた。現在も昭和レトロな佇まいに多くの店が並び、映画『万引き家族』のロケ地として使われたことでも知られる。この商店街には「とくとく弁当 ニハマル」、「とりふじ」、「お惣菜の店 きく」など総菜店が充実しており、最近も「ベジ365」、「おいしいタカネット」といった新しい店がオープンしている。
南千住エリアではつくばエクスプレス開通に呼応し、東京23区最大級ともいわれる大規模な再開発が行われ、荒川区最高層のマンション「リバーハープスクエア」などが誕生した。2004(平成16)年には「Welship(現・Bivi南千住)」「LaLaテラス南千住」がオープンし、ショッピング施設も充実。「南千住」駅北口にもスーパーマーケット「Santoku 南千住店」がある。
子育てのしやすさで注目を集める
荒川区では私立幼稚園補助金など子育て支援も充実している。とくに24時間保育士に電話相談できる「あらかわキッズ・マザーズコール24」は、夜中に子育てで困りごとがあった時に心強い。また、「あらかわすくすく子育てアプリ(母子モ)」も子育てで必要な情報を簡単に得られる便利なアプリだ。
南千住エリア周辺には「南千住」駅前にある「南千住駅前保育所 おひさま保育園」や「うぃず南千住駅前保育園」など保育施設が多く、共働きでも安心して暮らせる。
大規模公園や隅田川の潤いとともに暮らす
南千住エリアは自然に親しめるスポットも身近だ。「南千住」駅の北側を流れる隅田川沿いは「隅田川テラス」として整備されている場所もあり、水辺の散策を楽しめる。
南千住エリア周辺には「天王公園」など緑の中で子どもたちが遊べる公園も充実する。「荒川自然公園」は乗り物で遊びながら交通ルールを学べる「交通園」、夏には小学生以下の子どもが利用できる「わいわいプール」があり、子どもの人気が高い。「都立汐入公園」の芝生広場には巨大な複合遊具があり、多くの子どもでにぎわう。バーベキュー広場もあり、ファミリーの休日のお出かけにもぴったりだ。
都心に短時間でアクセスでき、買い物や子育て環境に恵まれ、自然の潤いも寄り添う南千住エリア。ここではファミリーも快適な日々を満喫できるだろう。
都心への良好なアクセスに恵まれ、新旧の魅力がともに味わえる荒川区南千住エリアは子育てファミリーにぴったりの街
所在地:東京都荒川区