石神井公園
1959(昭和34)年に、市民が散策できるよう整備された都立公園。西武池袋線「石神井公園」駅より徒歩約7分とアクセスしやすい場所にありながら、約22haもの広大な敷地に武蔵野の自然を残し、公園を含む周辺の区域は、環境や景観を保持するため、風致地区に指定されている。
公園は「三宝寺池」と「石神井池」を中心に構成されていて、一角には、石神井城跡をはじめとしたいくつかの遺跡もある。「三宝寺池」は、「井の頭池」、「善福寺池」と並ぶ“武蔵野三大湧水池”の一つ。豊かな湧水のもと、氷河期から生息してきたシャクジイタヌキモ、カキツバタなどの貴重な湿生植物が 「三宝寺池沼沢植物群落」として1935(昭和10)年に国の天然記念物に指定された。
「石神井池」は“ボート池”として親しまれており、週末ともなればボートを漕ぐ人たちで賑わう。また、池の外周は練馬区ランニング走路「おしどりコース」となっていて、中之島を起・終点に約1,750メートル。春は桜、夏は青葉、秋は紅葉、冬は渡り鳥など、四季折々の景色を楽しみながら、ジョギングや散歩をすることができる。
石神井公園
所在地:東京都練馬区石神井台1・2、石神井町5
電話番号:03-3996-3950(石神井公園サービスセンター)
https://www.tokyo-park.or.jp/park/shakuj..