国立科学博物館附属自然教育園
国立科学博物館附属自然教育園は、「目黒」駅・「白金台」駅から徒歩圏内という立地でありながら、豊かな自然を残す森林緑地。広大な敷地には、森や林、池、小川、湿地など変化に富んだ風景が広がり、自然を活かした植物園も整備されている。まさに都会のオアシスと言えるスポットだ。
園内からは、縄文時代の土器や貝塚が発見されており、太古の昔から人々がここで生活を営んでいたことが伺える。室町時代は豪族の館、江戸時代は高松藩主松平讃岐守頼重の下屋敷、明治時代には陸海軍の火薬庫、大正時代は宮内省帝室林野局所管となるなど数々の歴史を経て、1949(昭和24)年に天然記念物および史跡に指定され、一般に公開されるようになった。
秋になると、木々が色づき始め、池周辺では真っ赤に染まったモミジが鮮やかに水面を彩る。年間を通して、自然を深く知るための観察会やセミナーなどが開催されるので、公式HPで見頃情報を確認のうえ、訪れたい。
国立科学博物館附属自然教育園
所在地:東京都港区白金台5-21-5
電話番号:03-3441-7176
開園時間:9:00~16:30(5~8月は17:00まで)※入園は通年16:00まで
休園日:月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日(土・日曜日の場合は開園)、年末年始(12/28~1/4)※臨時に開園の場合あり
https://ins.kahaku.go.jp/