都立東伏見公園
西武新宿線「西武柳沢」駅と「東伏見」駅、いずれからも徒歩10分の場所にある「都立東伏見公園」。開園したのは2013(平成25)年。西武新宿線の線路沿いに広がる、面積約3.6万平方メートルを有する新しい公園だ。園内には緑の芝生と散策できる道がきれいに整備されており、春には桜やタイサンボク、夏にはサルスベリ、秋にはキンモクセイなどの季節の植物が植えられていて、四季折々の光景も楽しむことができる。将来的には約13.7万平方メートル(東京ドーム10個分超)に拡張する計画がある。
地下には公園を東西に分けるように、南北に伏見通りが通っている。また、伏見通りの上には跨線橋が架けられ、線路の北側から跨線橋を渡って園内に入っていくことができる。
跨線橋を渡って公園の北側から入ってくると、左手には遊具の置かれた広場。小高い丘になっており、ゆるやかな斜面にはローラー滑り台や斜面板などのアスレチック遊具が数台配備されている。
一方、右手には多目的広場が広がっている。涼をとる藤棚や東屋もあり、高台の東屋からは晴れた日には富士山を眺めることもできる。また、遠路側には線路に沿ってウッドデッキが設けられていて、西武線の電車がよく見える。小さい子どもにとても人気のスポットだ。
「都立東伏見公園」では、さまざまな教室やイベントも随時開催している。例えば、日ごろの遊びにスポーツの要素を取り入れた運動を紹介する「はらっばスポーツ教室」や、親子でコミュニケーションを取りながら一緒に基礎運動能力を身に付ける「親子スポーツ教室」など。
現在もなお段階的に整備が進められている「都立東伏見公園」。今後は、レクリエーションを楽しむだけではなく災害の活動拠点としても役割を担う場所となる予定だ。
都立東伏見公園
所在地:東京都西東京市東伏見1
電話番号:0422-31-6457(都立野川公園サービスセンター)
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