江東湾岸サテライトナーサリースクール 有明キャンパス
平成26年4月に開園した「江東湾岸サテライトナーサリースクール有明」は、人口の増加に伴い高まる臨海部の保育ニーズに応える新しい施設のひとつで、江東区との連携のもと小型バスによる送迎を取り入れた“サテライト保育所”として運営されている注目の施設だ。
2017年2月末現在、「江東湾岸サテライトナーサリースクール有明」には、生後57日以降の乳児から就学前の5歳児まで330名の子どもたちが登園している。そのうち、2〜5歳児の274名の子どもたちが有明フロンティアビルB棟3階にある本園で一日を過ごしているが、登園とお迎えは「豊洲」駅前にある豊洲シエルタワー内の「江東湾岸サテライトナーサリースクール 豊洲キャンパス」を基本としている。
通勤時に立ち寄りやすい駅前の施設と、空きビル・空きオフィスの活用をマッチングさせた新しいシステムで、急増する保育ニーズに迅速に対応できる有効な手段として期待を集めている。
東京・千葉・茨城・北海道に27施設を展開する社会福祉法人「高砂福祉会」は、昭和45年の設立以来40年以上にわたって保育サービスを提供し続けている定評のある施設で、子どもたちの意欲・好奇心・やる気を育てる“ヨコミネ式教育法”を全園で実施しているのも特色だ。
保育のみならず教育をも重視した同園の理念は、英語、絵画、造形、音楽、科学、体操、日本語と多様な取り組みにもあらわれ、日々の生活に組み込むことで、より自然な成長を促しているようだ。
オフィスビルの中とは思えない日当たりにもすぐれた室内環境のほか、庭園デザイナーによる人工芝を用いたテラスや、小学校への入学を控えた5歳児には机と椅子の生活を中心にした環境を整えるなど、多様化する保護者のニーズにも応え得るさまざまな工夫が盛り込まれている。
また千葉県富津市にある姉妹園と連携して“1DAYキャンプ”を実施したり、有明スポーツセンターや豊洲シビックセンターといった近隣施設を活用したイベントも企画されたりと、地域の特性を生かした活動も行われている。
天気の良い日には、整備された有明地区を散策しながらお散歩もしているようで、オフィスビル内の保育スペースというイメージから連想される閉塞的な雰囲気とはまったく異なることに保護者も安心感を覚えるだろう。
入園を検討・希望する方にとっては、園内の見学や入園に際しての説明会を行う「オープンスクール」も予定されているため、詳細については園ホームページか直接問い合わせてみよう。
江東湾岸サテライトナーサリースクール 有明キャンパス
所在地:東京都江東区有明3-7-26 有明フロンティアビルB棟 3F
電話番号:03-6457-2707
開園時間:7:00~20:00(18:01~20:00は有料)
休園日:日曜日、祝日、年末年始(12/29~1/3)
http://kwsns.tksg.ed.jp/