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安心・安全なメニューを提供する“現代版の喫茶店”

natural cafe こひきや

natural cafeこひきや
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下町のレトロ感に懐かしさを覚える「はっぴいもーる 熊野前商店街」に2015(平成27)年11月にオープンした「natural cafeこひきや」。外から店内が見えるよう大きくとった窓からは、ジブリのイメージしたレトロな照明がぼんやりと浮かび上がる。お店では、オーナー・朝倉さんご夫妻が厳選した天然素材のみを使用した創作うどんをメインに、化学調味料を一切使わない安心・安全の軽食やスイーツ、ドリンクを提供している。

natural cafeこひきや
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お店のコンセプトは“現代版の喫茶店”だ。「喫茶店にうどん?」と疑問に思うかもしれないが、子どもからお年寄りまで苦手な人が少なく家族みんなで食べられること、そして子どもが食材本来の味を知ることで食育につながれば、という理由でメニューの中心にうどんを選んだ。小さい時から食に興味があり、料理が好きだったご主人。飲食の経験はなかったが、香川を訪れて出汁の取り方など、うどん作りの基礎を学んだ。

natural cafeこひきや
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ご主人は元々、IT関連の仕事に携わっていたが、自分たちのサービスが数字以外では見えず、本当に要望に応えられているかわからないジレンマを抱えていた。そんな時、お客さんの笑顔を間近に見れる仕事として、選択肢に飲食店が挙がったのだ。お店がある東尾久エリアはファミリーが多く、お店をオープンした2年前よりも子どもが増えているという。「natural cafeこひきや」にも連日たくさんの親子が訪れていて、子どもが大きな声で「ごちそうさま~!」と出て行く様子を眺めながら、「これが今の仕事の醍醐味です」とご主人は幸せそうに話してくれた。

natural cafeこひきや
natural cafeこひきや

料理に使う魚や肉は生産者と美味しい食べ方などコミュニケーションをとりながら、野菜は足立市場で仕入れたものを中心に使用。また調味料は、添加物を避けるために、朝倉さんが一つひとつ確かめたものだ。レジ横でその一部を販売していて、食事後に「美味しかったから」と買っていく人も少なくない。特にオリジナルのドレッシングが人気なのだそう。

natural cafeこひきや
natural cafeこひきや

オープン以来、お客さんのリクエストやスタッフのアイデアでメニューが徐々に増え、近隣住民のニーズに応えている。また、地域のクリエイターによる商店街の写真展を開催するなど、商店街の活性化にも力を入れている「natural cafeこひきや」 。下町のフレンドリーさと新しい住民による文化交流の場としての役割を担っている。

natural cafe こひきや
所在地:東京都荒川区東尾久5-20-15 
電話番号:03-6807-7512
営業時間:11:30~14:30
定休日:日・月曜日
http://kohikiya.tokyo/

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