Campick stand & factory
京王線「柴崎」駅北口から徒歩3分の場所にある、街のアウトドア雑貨とキャンピングフード&クラフトビールのお店。とはいえ、「もっと近くを楽しく」をコンセプトにバラエティに富んだ事業を精力的に展開しており、「雑貨も販売する飲食店」とひと言で括ることのできない独創性と予想のできないワクワク感を抱かせてくれる、まるで調布のおもちゃ箱のようなお店だ。
自身もミュージシャン活動をしていた音楽好きの店主・菅澤俊介さんが、自然の中で音楽を聴きながら、美味しい食事やお酒をゆったり楽しむ野外フェスのような空間を提供したいと店をオープンしたのは2017年。空色の壁に明るいブラウンの梁、そして2階へつながる吹き抜けが開放的で居心地のよい店内には、キャンプやピクニック用品の他、バッグや衣類、キッチンツール、作家のお洒落なハンドメイド雑貨等、「緑・音・食・住」をテーマにした商品が多数並ぶ。販売商品はすべて、「外でも内でも使えて、自分たちが欲しいモノ」を選定基準に店主と奥様がセレクトしている。
飲食メニューは「野外で食べたいアメリカンフード」がキーワード。それに加えて店主が食べたい、珍しいと思う料理を提供しており、ジャンルはアメリカンに限らずタイ、カンボジア、イタリアン等幅広い。ご飯物からパスタ等の麺類まで揃う多彩なフードメニューの中でおすすめなのが、豊富なバリエーションが魅力のホットサンド。奥様がお父様から譲り受けたというバウルーのホットサンドメーカーで焼き上げたサンドは、アツアツでボリューミーな具材と焼き色の美しいカリっと焼きあがったトーストが食欲をそそる逸品。またサンド以外にも、ナチュラルフードコーディネーターの資格を持つ奥様手作りのアメリカンマフィンやケーキ等のスイーツ、さらに夜には複数のアペタイザーの他、風味と味わいの異なる種類豊富なクラフトビールをはじめ、バーボン、ワイン、カクテル等のアルコールも楽しめる。
雑貨や飲食販売の他、店ではDJブースを設けた音楽ライブやワークショップ等の様々なイベントを随時開催。「子どもの頃に縁日に行った時に感じるようなワクワク感、その感覚を忘れないようにしたい」と他では体験できないようなユニークなイベントも企画。世界の国をテーマに、その国の文化や料理に親しむイベントや雅楽を聴きながらお寿司を食す「雅楽寿司」等、どれも意外な組み合わせが楽しい誰でもラフに楽しめる魅力的なイベントが目白押し。 こうした催しを含め、店内空間、料理、販売商品といった店で提供されるすべての核になっているのは、「普段触れないものに触れて、気づきを共有してもらいたい。」という店主の想い。ここに来たら、何かに出会える。そんな期待が詰まった街自慢のユニーク店だ。
Campick stand & factory
所在地:東京都調布市菊野台1-20-1
電話番号:042-445-0952
営業時間:11:30〜23:00(月・水~金・土・日・祝)
定休日:火曜日
https://www.campick.org/
https://ja-jp.facebook.com/campick2017/