横浜市鶴見区の子育て事情
横浜市鶴見区は横浜市の東部に広がり、源頼朝が鶴を放ったことから鶴見と名付けられたと伝えられるなど、長い歴史を誇る。7世紀初めに建立されたと言われる「鶴見神社」や曹洞宗の総本山である「總持寺」など歴史を感じられるスポットも多い。明治時代以降は埋め立てが進み、工業地帯として栄え、これらの工場や東京都内、横浜市中心部で働く人々のベッドタウンとしても発展した。
鶴見区では横浜市内共通の子育て支援が行われている。医療費助成は小学生までの通院と中学生の入院が対象とされていたが、2019(平成31)年4月からは中学生の通院についても医療費の助成が始まった。そのほか、私立幼稚園就園奨励補助金など多様な子育て支援が用意されている。
鶴見区内には「鶴見」駅から徒歩10分の場所にある「わっくんひろば」と「尻手」駅近くの「わっくんひろばサテライト」の2か所の地域子育て支援センターがあり、子どもの遊び場や保護者の交流の場を提供しているほか、子育て講座などイベントの開催、子育て相談も行っている。ほかにも「子育て広場」や「親と子のつどいの広場」など子どもとその保護者が利用できる施設が多い。
鶴見区はショッピング施設も充実している。「鶴見」駅には「CIAL鶴見」があるほか、「イトーヨーカドー 鶴見店」など大規模ショッピング施設も近い。電車を使えば「川崎」駅や「横浜」駅周辺のショッピング施設、自動車なら「トレッサ横浜」など大規模ショッピング施設も使いやすい。
鶴見区内には医療機関も多い。かかりつけに便利なクリニックに加え、「鶴見大学歯学部付属病院」や「横浜市東部病院」など大規模病院も身近だ。
鶴見区周辺は緑に親しめるスポットも多い。とくに「白幡公園」にはこどもログハウス(ピッコロ)があり、子どもの遊び場として人気だ。「三ッ池公園」は桜の名所としても知られ、ジャンボすべり台や水の広場など子どもが楽しめる施設が揃う。
子育て施設やショッピング施設が充実し、緑豊かな公園も身近な横浜市鶴見区。ここは子育て中のファミリーが暮らしやすい街として注目されている。
横浜市鶴見区の子育て事情
所在地:神奈川県横浜市鶴見区