古くから別荘地・邸宅地として人気を博した鎌倉

神奈川県南部、三浦半島の付け根に位置する鎌倉市は海と山に囲まれた穏やかな環境が広がり、古くから別荘地、邸宅街として人気を集めてきた。鎌倉時代、現在の「鎌倉」駅周辺には三方を山に囲まれ、南は海に面している地形を生かし鎌倉幕府が置かれた。

1889（明治22）年の横須賀線の開通により東京との行き来がしやすくなると保養地として人気が高まり、明治・大正時代には国木田独歩や芥川龍之介など多くの文人に愛され、鎌倉に暮らした文人たちは後に「鎌倉文士」と呼ばれるようになった。昭和初期には宅地の開発が進み、政財界人や軍人など富裕層も多く移住するようになった。

JR横須賀線・湘南新宿ラインで横浜や都心、江ノ電で人気の観光地に快適アクセス

現在も豊かな自然に恵まれ、横浜市中心部や東京都心に1時間以内にアクセスできる鎌倉エリアは、その利便性からベッドタウンとしても高い人気を誇る。近年はテレワークの普及などもあり、さまざまな世代、ライフスタイルの人から「都心近くの移住地」として改めて注目されている。

鎌倉市佐助エリアの最寄りとなる「鎌倉」駅にはJR横須賀線、JR湘南新宿ライン、江ノ島電鉄線が乗り入れ、交通アクセスの利便性も高い。JR横須賀線で「東京」駅や「品川」駅、JR湘南新宿ラインで「渋谷」駅や「新宿」駅にダイレクトアクセス可能。「横浜」駅にはJR横須賀線とJR湘南新宿ラインの両線を利用でき、東京都心や横浜市中心部への移動もスムーズだ。

また、江ノ島電鉄を使えば、「長谷」駅、「江ノ島」駅、「藤沢」駅方面に乗り換えなしで移動でき、週末のレジャーも気軽に楽しめる。「鎌倉」駅は路線バスのターミナルとなっており、「金沢八景」駅や「上大岡」駅など電車では乗り換えが必要なエリアへ向かうバスも発着する。目的地によってはバスの利用も便利だろう。

「鎌倉」駅周辺でも、落ち着いた雰囲気を持つ佐助エリア

「鎌倉」駅の西側に位置する佐助エリアは、「鶴岡八幡宮」や「鎌倉小町通り」などの観光客で賑わうスポットがある「鎌倉」駅東側に比べ落ち着いた雰囲気が漂う。

佐助エリアの北側には、源頼朝を歴史的快挙に導いたという伝説から“出世稲荷”といわれる「佐助稲荷神社」、銭洗弁財天として知られる「宇賀福神社」など歴史を感じられるスポットが点在するほか、緑豊かな「源氏山公園」も広がる。

日常の買い物施設

日常の買い物は、「鎌倉」駅西口から佐助エリアに向かう途中に「紀ノ国屋 鎌倉店」があるほか、東口の「もとまちユニオン 鎌倉店」や「東急ストア 鎌倉店」などスーパーマーケットが複数あり、また駅周辺の商店街には昔ながらの精肉店や、こだわりのベーカリーなど専門店も豊富。鎌倉市は農業も盛んで、「鎌倉市農協連即売所」で新鮮な野菜の購入ができることもうれしい。

「鎌倉」駅周辺には「鎌倉市役所」や「鎌倉市中央図書館」など公共施設が揃い、暮らしの利便性も高い。また、「鎌倉西口クリニック」、「鎌倉アーバンクリニック」などかかりつけのクリニックに加え、救急外来がある「ふれあい鎌倉ホスピタル」も近く、医療環境も安心だ。

子育て環境については、「鎌倉」駅周辺に複数の保育園が点在する。放課後の子どもの居場所を提供する「おなり子どもの家」、学習塾や習い事施設もある。鎌倉市佐助の通学指定校「鎌倉市立御成小学校」と「鎌倉市立御成中学校」は、かつて「鎌倉御用邸」があった閑静な場所に位置し、佐助エリアからは徒歩10分以内で通学できる点もメリットだ。

鎌倉ならではの楽しみに満ちた休日

佐助エリアにはカフェや隠れ家的レストラン、センスの良いセレクトショップや、掘り出し物が見つかる骨董品やアンティークショップなどがあり、散策がてらのお店巡りや、外食も楽しめる。

また、「鶴岡八幡宮」や「鎌倉大仏」などといった古都・鎌倉の観光名所や、「鎌倉アルプス」などのハイキング、由比ガ浜や材木座などで海水浴・マリンスポーツなど、このエリアならではのレジャーも楽しめる。鎌倉市佐助エリアは、快適で自分好みの彩りある暮らしを満喫できる街だ。

「鎌倉」駅に近く、住みよい奥ゆかしさのある鎌倉市佐助
所在地：神奈川県鎌倉市