続々と再整備が進む交通アクセスのよい街、新子安エリア
横浜市神奈川区の新子安エリアは、「横浜」駅と「川崎」駅の中間に位置する「新子安」駅周辺に広がる街。横浜方面にも東京方面にもアクセスしやすく、駅前には商業施設もそろう暮らしやすさが魅力。1997(平成9)年~2001(平成13)年には駅前の再開発が行われ、ショッピングモールの「オルトヨコハマ」や、「交通広場」、JR「新子安」駅と京急「新子安」駅をつなぐ歩行者デッキなどが整備され、日常生活の利便性が向上している。
都心や横浜へ抜群の交通アクセス
新子安エリアには、JR京浜東北線「新子安」駅と京急電鉄本線「新子安」駅が隣接して立地し、2路線を利用可能。JR「新子安」駅からは「横浜」駅へ約6分、「川崎」駅へ約7分、「品川」駅へ約16分など各地への移動が快適。京急「新子安」駅からも、「京急蒲田」駅や「品川」駅へダイレクトアクセスができる。さらに、羽田空港へも30分ほどの乗車時間で到着可能となっており、遠方への出張やレジャーもスムーズ。
浦島太郎伝説に思いをはせて
神奈川区は浦島太郎伝説の残る地。カメを助けて竜宮城へ行った浦島太郎が、故郷に帰る際に乙姫様から与えられたという「聖観世音菩薩像」が今も残る。この像は、もともと太郎の庵を前身とする「観福寿寺」に安置されていたが、明治時代に神奈川区内の「慶運寺」に移され、現在はこの寺が「浦島寺」と呼ばれている。また、新子安から近い大口通には太郎が足を洗ったという足洗川の碑があり、子安通一丁目にも足を洗ったという井戸が伝わっている。
身近にそろう多彩な商業施設
日常生活の買い物は、「新子安」駅周辺がおすすめ。駅前のショッピングモール「オルトヨコハマ」には、スーパーマーケット「相鉄ローゼン オルト新子安店」がテナントとして入る。幅広い品ぞろえで、営業時間も朝7時から深夜1時30分までと長いため、朝食の購入や帰宅が遅くなった日の買い物も安心。そのほか、駅前にはドラッグストアなどもあり便利。駅の少し北側には、「高品質・Everyday Low Price」のディスカウントスーパー「オーケー新子安店」もある。
少し足をのばせばJR横浜線「大口」駅周辺でも買い物ができる。「大口」駅の駅前には「コジマ×ビックカメラ 横浜大口店」や「ライフ 大口店」があるほか、市内屈指の規模の商店街「大口通商店街」も立地。この商店街は駅西口から国道1号まで続くアーケード商店街で、生鮮食料品を扱う店、惣菜店、ベーカリー、和洋菓子店、飲食店などが道の両サイドに並ぶ。
また、横浜へも電車ですぐなので、「横浜」駅周辺の「そごう横浜店」「横浜高島屋」「横浜ベイクォーター」などの大型商業施設や、みなとみらいエリアでのショッピングも気軽に楽しめる。
保育施設が多く教育環境が充実
待機児童数ゼロを目指して、保育施設の整備を進める横浜市。新子安エリアには「グローバルキッズ新子安保育園」「ゆうゆうきっず新子安」「きゃんばす子安台保育園」「太陽の子 新子安保育園」「聖徳保育園」など認可保育園が多く、「一之宮幼稚園」もあり、保育環境に恵まれている。
通学区の「横浜市立子安小学校」は、1873(明治6)年に開校した歴史ある学校。2018(平成30)年には、児童増加に伴って校舎移転し新校舎が建設された。また、「新子安」駅から徒歩約8分のところには、県内有数の進学校として知られる中高一貫の男子校「浅野中学校・高等学校」も立地するなど魅力ある進学先も身近。
緑が点在する心地よい環境
新子安エリアでは、緑の環境づくりも積極的に行われている。これは、「生麦新子安地区緑のまちづくり協議会」が進めるもので、「新子安」駅・「生麦」駅から臨海部の地域で、民有地や公共施設の緑化を進めて、沿道を緑の道にしようとする計画。「新子安」駅の駅前広場の緑の維持もこの取り組みによるもの。
公園も大小さまざまなものが点在。「入江町公園」は、駅から徒歩6分ほどの国道1号沿いにある広々とした公園。緑豊かな園内には、複合遊具や原っぱ、ベンチなどが設けられている。春には桜が咲いてお花見ができるなど、季節に合わせた楽しみ方ができる。また、駅のそばには美しく整備された「新子安もくれん公園」もある。時には、エリアの近隣の「神の木公園」まで遊びに行くのも楽しい。この公園は野球場のある自然豊かな公園で、高台にあるため見晴台からは横浜方面の景色を眺めることが可能。野球場開放や親子体操などのイベントも定期的に開催されている。
遂に完成した「横浜」駅西口の再開発
JR「新子安」駅からは約6分の「横浜」駅の西口では、駅ビル2棟の建設を含む大規模再開発プロジェクトが進められてきた。駅ビルの駅前棟は「ニュウマン横浜」・「CIAL横浜」・「T・ジョイ 横浜」などの商業施設が入る「JR横浜タワー」に、鶴屋町棟はホテル、フィットネスクラブ、駅前パーキングなどが入る「JR横浜鶴屋町ビル」になり、それぞれ2020(令和2)年6月に開業した。また駅ビル建設に先駆け、西口地下には2019(令和元)年末に新しい連絡通路が開通しており、これまで移動に必要だった地上への上り下りが解消されて横浜駅中央通路から西口地下街へのアクセスがいっきにスムーズになった。
続々と再整備が進む交通アクセスのよい街、新子安エリア
所在地:神奈川県横浜市神奈川区