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大正時代から続く神奈川県指定銘菓店

菓子一

1922(大正11)年の創業より3代続く地域に根ざした和菓子屋「菓子一(かしいち)」。季節のうつろいを感じられる伝統の上生菓子をはじめ、ファンの多い豆大福や水ようかん、手土産におすすめの焼菓子など職人の手仕事によって生み出される本物の和菓子に出会えるお店。

外観
外観
内観
内観

JR京浜東北・根岸線「新杉田」駅より徒歩5分。およそ80店舗ものお店で賑わう杉田商店街「ぷらむろーど杉田」にお店を構える同店は、間も無く創業100年を迎える地域の歴史を知る数少ないお店のひとつ。

磯かぜ
磯かぜ
磯かぜ
磯かぜ

地元銘菓として親しまれている「磯かぜ」「永仁の鐘」「梅さやか」の3種類を詰め合わせにした「杉田三昧(すぎたざんまい)」をはじめ、「くるぎの里」と名付けられた新作の焼菓子など和菓子を通じて杉田の街の魅力を発信し続けている。

梅さやか
梅さやか
梅さやか
梅さやか

神奈川県指定銘菓として1969(昭和44)年に認定された「磯かぜ」は、かつて海苔の産地として知られた屏風ヶ浦海岸を偲ぶ菓子として2代目が考案した焼菓子。磯の香りがする郷土色豊かなひと品で、羊羹でコーティングしたカステラ饅頭は見た目からは想像できないほどの上品な食感。

永仁の鐘
永仁の鐘
永仁の鐘
永仁の鐘

また3代目が考案した「梅さやか」も全国菓子大博覧会で食糧庁長官賞を受賞し、「磯子の逸品」にも認定されている地域を代表する銘菓のひとつ。江戸中期から明治にかけて多くの人で賑わった杉田梅林にちなんだ焼菓子で、梅の甘露煮を包んで焼き上げた“甘さ&酸味”の独特なハーモニーにファンも多い。

水羊羹
水羊羹
豆大福
豆大福
笑顔のすてきな三代目
笑顔のすてきな三代目
杉田三昧
杉田三昧

さらに杉田にある臨済宗のお寺「東漸寺(とうぜんじ)」の梵鐘をモチーフにした「永仁の鐘」も全国菓子大博覧会で厚生労働大臣賞を受賞した逸品。紫芋を練りこんだ餡はコーヒーや紅茶とも合う新感覚の和菓子として手土産にも悦ばれている。

地元小学校の町探検の受け入れや、商店街の活動など地元を思う地域へのまなざしもあたたかく、伝統を守りつつも地元をPRする新商品の開発にも情熱を注いできた同店はまさに地域を代表する名店のひとつ。

約5時間かけてこしらえる自家製のあんこも一度食べたら忘れられない味で、売切れてしまうことも多い看板商品の「豆大福」を見かけたらぜひ手にとっていただきたい。北海道十勝産の小豆で作るあんこそのものの美味しさはもちろん、餅とあんこの食感のバランスも格別で、和菓子の魅力にあらためて気がつかせてくれるだろう。

菓子一
所在地:神奈川県横浜市磯子区杉田1-12-29 
電話番号:045-771-7659
営業時間:9:00~18:30(日曜日は18:00まで)
定休日:不定休
https://www.kashiichi.com/




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