あこがれのベイサイドリゾートライフを満喫できる藤沢市江ノ島エリア
マリンスポーツが生活の一部に
藤沢市は神奈川県の中央付近に位置し、湘南地域では最も東京都心に近いことから、リゾートライフを楽しめる住宅地として人気を集めてきた。江ノ島電鉄「江ノ島」駅、湘南モノレール「湘南江の島」駅、小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅周辺の江の島エリアは、湘南地域のシンボルともいえる存在で、観光地としてのにぎわいを感じながら、落ち着いた佇まいで暮らせるまちとして注目されている。東京都心への通勤も可能な距離にありながら海が寄り添い、朝サーフィンを楽しんでから出勤するなど、マリンスポーツを生活の一部として楽しめるだろう。
江戸時代から行楽地としてにぎわい、明治以降に別荘・住宅地へ
江の島エリアにある「江島神社」は江戸時代から行楽地としてにぎわい、州鼻と呼ばれる境川の河口付近は「江島神社」へのルートとして参詣者に利用されていたという。このルートが現在の「片瀬すばな通り」だ。
かつての境川の河口付近には片瀬砂漠と呼ばれる砂丘が広がっていた。気候が温暖で、江の島や鎌倉の景観に恵まれていることから、明治時代中期からこの砂丘の開発が始まり、海岸沿いに防波堤が築かれ、防砂林としてクロマツが植えられた。こうして江の島エリアは別荘・住宅地として注目を集めるようになる。第二次世界大戦後には海水浴やマリンスポーツなどレジャースポットとして人気を集め、シーズンを問わず多くの観光客が訪れるようになった。
鉄道3路線、国道2路線が集まる
3路線が乗り入れる江の島エリアは交通アクセスにも恵まれている。「片瀬江ノ島」駅から小田急江ノ島線の特急ロマンスカーに乗れば「新宿」駅まで1時間強でアクセス可能。小田急江ノ島線か江ノ島電鉄で「藤沢」駅に出て、JR東海道線やJR湘南新宿ラインに乗り換えれば「横浜」駅や「品川」駅、「東京」駅、「渋谷」駅などにもアクセスしやすい。「湘南江の島」駅からの湘南モノレールはJR東海道線やJR京浜東北・根岸線など5路線が集まる「大船」駅へのアクセスに便利だ。
江の島エリアは国道134号や国道467号が集まる道路交通の拠点で自動車も使いやすい。国道134号を東へ向かえば、鎌倉市や逗子市を経て、葉山町など三浦半島方面へアクセスできる。西へ向かえば茅ケ崎市、平塚市と湘南地域を通り、小田原市や箱根方面に移動できる。国道467号は藤沢市街地を抜けて、大和市内で国道246号に交わる。
観光地ならではのショップ、グルメを満喫
江の島エリアは買い物の楽しみも多い。「片瀬すばな通り」は江戸時代に「江島神社」への参詣道としてにぎわった雰囲気が残るノスタルジックなまちなみで、観光地ならではの土産物店やグルメの店が並ぶ。江の島島内の「江の島弁財天仲見世通り」も観光地の雰囲気にあふれ、のんびり散策するのも楽しい。
江の島エリア周辺の国道134号沿いはベイサイドのリゾート地らしいおしゃれな店が並び、海を見ながら食事を楽しめる店も多い。2020(令和2)年6月にはカフェやレストラン、書店など8つの店が入る「ENOTOKI(エノトキ)」がオープンし、さらに魅力が増した。「片瀬漁港鮮魚直売所」では水揚げされたばかりの新鮮な魚介類を購入できるのもうれしい。
電車を使えば「藤沢」駅周辺の「ODAKYU湘南GATE」や「ルミネ藤沢」などのショッピング施設が使いやすい。自動車なら「湘南テラスモール」や「ららぽーと平塚」などの大規模ショッピング施設での買い物も気軽に楽しめる。
行政手続きや公共サービスの活用も気軽に
江の島エリア周辺には公共施設も多い。「湘南江の島」駅の北には「片瀬市民センター」があり、行政手続きはここで可能。「片瀬市民センター」には「片瀬公民館」が併設されているほか、「湘南海岸公園」駅前には「片瀬公民館」の分館「片瀬しおさいセンター」もあり、公共サービスも活用しやすい。
江の島入口交差点前には「片瀬江の島交番」があり、治安という点でも心強い。「片瀬江の島交番」近くには「片瀬江の島観光案内所」、「藤沢市観光協会(藤沢市観光センター)」もあり、観光案内なども行われている。
江の島島内の「新江ノ島水族館」では地域住民向けに年間パスポートが発行されている。折に触れて訪れ、「なぎさの体験学習館」でのワークショップに参加したり、イルカショーやクラゲの泳ぐ姿を見たりするのも江の島エリアに暮らす楽しみといえよう。
海を望みながら便利な暮らしを実現できる江の島エリアでは、他のまちでは得られない充実した日々を体験できそうだ。
あこがれのベイサイドリゾートライフを満喫できる藤沢市江ノ島エリア
所在地:神奈川県藤沢市