暮らしやすさが詰まった戸塚区上倉田町エリア
横浜市の中央付近に位置する戸塚区は、同市を構成する18区の中で最も広い面積を誇る。鎌倉時代、江戸時代は宿場町として栄えた。高度経済成長期には丘陵地の造成が進められ、現在はベッドタウンとして知られている。その戸塚区にある上倉田町は、「戸塚」駅の南東側に広がる住宅街だ。マンションや戸建など多くの住居があり、多くの人が暮らすため、商業施設や教育施設が充実。住みやすい環境が整っている。
交通の便に恵まれた街
「戸塚」駅周辺は、1970年代末からの再開発で大きく変貌。JR東海道本線と市営地下鉄が乗り入れた。1980年 にはJR横須賀線の「東戸塚」駅が開業し、周辺の山林は大規模な高層住宅団地となった。これらの地域は、市の副都心として整備が進められている。丘陵地は農業地帯だったが、東海道本線に加えて南部に JR根岸線、北部に相模鉄道いずみ野線が開通したことにより、1960年頃から大規模住宅団地の建設が相次いだ。
上倉田町の最寄り駅は「戸塚」駅。JR東海道線・横須賀線、横浜市営地下鉄が利用できる。「上野」駅と「東京」駅を経由してJR宇都宮線・高崎線・常磐線に直通するJR東海道線の上野東京ラインを利用すれば、乗り換えなしで「品川」駅に約30分、「東京」駅に約40分でアクセス可能。東海道新幹線が停まる「小田原」駅にも、30~40分で移動できる。JR横須賀線は「東京」駅経由で総武快速線の乗り入れているため、千葉方面にもスムーズなアクセスが可能だ。さらに同路線には成田エクスプレスが走っていて、「成田空港」にも乗り換えなしで行ける。
路線バスが縦横無尽に走り回っているので、レジャーの幅も広がるはずだ。「戸塚」駅東口のバスターミナルからは鎌倉、逗子、江ノ島などに気軽に行ける。エリアの西側には旧東海道の名残である国道1号、東側には横浜横須賀道路「別所IC」「日野IC」があるので、マイカーでの移動も便利だ。
商業施設や個性的なカフェも多くて快適
「戸塚」駅付近には、「トツカーナモール」「東急プラザ 戸塚」「戸塚モディ」「サクラス戸塚」「アピタ 戸塚店」などの大型商業施設が集まっているため、買い物に困ることはない。
駅とバスターミナル、商業施設はペデストリアンデッキでつながっていて、行き来もスムーズにできる。
11棟の商業ビルから成る個性派商店街「戸塚パルソ」も注目の存在だ。衣・食・住・遊・医のテナントを集結したこの商店街を運営するのは、代々戸塚で商いを営む地元愛あふれる人々。スタイリッシュな外観ながら、昔から変わらない周辺住民の絆を創り出している。
子連れ歓迎の「こまちカフェ」、水森亜土さんの絵画が多数展示されている「Cafe Kotti」、区役所内にある「102Cafe(ワンオーツーカフェ)」など、魅力的なカフェも揃っている。日々のランチやリフレッシュに重宝するだろう。
子育て施設や遊び場所も充実
「グローバルキッズ戸塚吉田町保育園」や「戸塚せせらぎ保育園」など、「戸塚」駅の近くに保育施設も充実している。幼保連携型認定こども園の「YMCAとつか保育園」は、毎日の園庭開放や地域の親子が参加できるイベントの実施など、地域とのつながりを大事にしている。田植えや稲刈りなどの農作業体験、安全・安心にこだわった給食も評判だ。定員240名と規模が大きい「とつかルーテル保育園」は、キリスト教保育とモンテッソーリ幼児教育を柱としている。
横浜市には「保育・教育コンシェルジュ」というサービスがあり、区のこども家庭支援課で未就学児の預け先に関する相談に応じている。「戸塚地区センター」にも毎週金曜日の午前中に親子の居場所が設けられ、おもちゃで遊べる他、無料で育児相談ができる。「戸塚区役所」の3階には子育て応援ルーム「とことこ」があり、さまざまな子育て情報を入手できる。地域の人々の憩いの場「倉田コミュニティハウス」では、「ぴよぴよクラブ」や「ハートぽっぽクラブ」などの子育て支援サークルの活動も活発だ。
近隣には「上倉田第五公園」「上倉田第四公園」などの街区公園、少し足をのばせば昔ながらの田園風景の残る大型公園「舞岡公園」がある。「舞岡公園」では定期的に体験イベントが開かれていて、子連れで楽しめる。
暮らしやすさが詰まった戸塚区上倉田町エリア
所在地:神奈川県横浜市戸塚区