新横浜エリアの子育て・教育環境をレポート!
横浜市港北区の南部に位置する横浜エリアは、「新横浜」駅から都心にアクセスしやすい利便性と、身近に自然豊かな川や大きな公園がある環境が魅力です。そのため子育て家族に人気の街となっており、相乗効果で保育園や子育て支援施設も多く集まっています。さらに有名大学や塾も多くあり、教育環境も素晴らしいものとなっています。今回は新横浜エリアの子育て・教育環境とともに、横浜市や港北区の子育て支援についてもレポートします!
保育園はここ10年ほどで新園が続々と誕生
まずは保育環境を見てみると、新しい認可保育園が続々と誕生しています。2012(平成24)年に開園した「学校法人岩崎学園 新横浜第二保育園」は、園舎は木のぬくもりを感じられる作りで、高い天井も相まって開放的な空間となっています。「大豆戸どろんこ保育園」も2015(平成27)年開園と新しく、その名前の通り自然豊かな園庭でのびのびと遊べます。その他にも、「学校法人岩崎学園 新横浜保育園」や「パレット保育園 大豆戸」、「クレシュ新横浜」、「ペガサス新横浜保育園」や「ベネッセ新横浜保育園」など、多くの保育施設が地域の子どもの成長を見守っています。さらに0歳児から2歳児までを預かる「港北こども園」や、企業主導型保育施設「luana保育園」などもある充実ぶりです。
園舎は天井も高く開放的
差し込む陽射しが心地よい
川沿いの自然や大きな公園がある環境
新横浜エリアは鶴見川と鳥山川が身近に流れており、川沿いには緑豊かな遊歩道が整備されています。また、2つの川の間に広がる「新横浜公園」は、横浜市最大の運動公園となっており、競技場や野球場、テニスコート、スケボー広場など様々なスポーツ施設がそろっています。敷地内には「日産スタジアム」もあり、その前の噴水では子どもたちが楽しそうに水遊びしています♪その他、周辺エリアにも、梅の名所で知られる「大倉山公園」、独特のトルネード遊具がある「新羽丘陵公園」、大型遊具「忍者トリデ」がある「岸根公園」など、大きな公園がいくつもあります。
また、駅近くの「コーセー新横浜スケートセンター」では1年を通してアイススケートを楽しめ、「新横浜ラーメン博物館」では様々なご当地の味を堪能できるなど、レジャースポットが多くあるのも魅力。家族で過ごす休日も色々な楽しみ方ができそうです。
家族で楽しい休日♪
美しい桜並木
文教の街として知られる港北区
次に教育環境を見てみましょう。通学区の「横浜市立大豆戸小学校」では、“笑顔いっぱい大豆戸の子”をテーマにした活動や、全児童が縦割りグループで参加する全校遠足など、特色ある教育が行われています。登下校時の見守りや校庭での盆踊り開催など、地域住民との交流も盛んです。また、「横浜市立大綱中学校」と小中一貫教育推進ブロックに入っており、先生同士の情報交換や、小学生が中学の部活動体験などを通して、円滑に指導できる環境が進められています。「横浜市立大豆戸小学校」では、2021(令和3)年度の卒業生の約3分の1が私立中学校に進学しています。
周辺の公立高校の1つには「神奈川県立港北高等学校」があります。県教育委員会から指定された授業力向上推進重点校として研究開発に取り組む同校では、自ら主体的に学び続ける力を育む教育を行っています。さらに港北区は文教の街としても知られており、「慶應義塾普通部」や「慶應義塾大学 日吉キャンパス」、「日本大学高等学校・中学校」といった私立有名校が点在しており、“学ぶ”環境が整っています。
小中高大一貫教育の
男子中学校
広々とした校庭
大学受験から中学受験まで多彩にそろう塾
このようにアカデミックな環境なので、塾の数も多く、バリエーションも豊かです。映像授業の利便性を活かす「東進衛星予備校MSGnetwork 新横浜駅前校」をはじめ、「武田塾 新横浜校」や「グローバル英語塾/グローバル予備校 新横浜SR」、「向学館」などがエリアに点在。中学受験なら「四谷大塚 新横浜校舎」や「日能研 本部」など、小学1年生から通うことができます。また、「学研CAIスクール 大倉山校」ではITを活用した完全個別指導を行なっており、小学生から高校生まで幅広くコースが設けられています。
さらに隣の「菊名」駅まで範囲を広げれば「臨海セミナー 菊名校」、「湘南ゼミナール 菊名教室」、「個別指導の明光義塾 菊名教室」、「個別指導塾スクールIE 菊名校」、「エース学院 個別指導クオリティ」などがあるので、選択肢がグッと広がります。
小学1年生から通えます
小学生から高校生まで対応
横浜市で進む「子ども・子育て支援事業計画」
横浜市では「子ども・子育て支援事業計画」が推進されています。施策分野を「子ども・青少年への支援」「子育て家庭への支援」「社会全体での支援」の3つとし、それぞれ、体系だった各種の施策が計画的に実行されています。
例えば、妊婦健康診査への助成、母子手帳交付時の「母子保健コーディネーター」との面談による不安点の相談や、各健診・両親教室の日程確認などの実施、“こんにちは赤ちゃん訪問員”の乳児家庭全戸訪問などが行われています。不妊・不育に関する専門相談も用意されている、心強いバックアップ体制です。
保育環境の充実も図られており、前述のように新園を増設したことによって受入枠は大きく拡大。合わせて、病児・病後児保育、24時間型緊急一時保育事業なども整備されています。乳幼児一時預かり事業では、生後57日から就学前までの子どもを一時的に預けることができる施設を拡充しています。理由を問わず利用ができるので、少しリフレッシュしたい、済ませたい用事がある、といったときにも気兼ねがありません。
また、小学生の放課後の居場所・遊び場を確保するため、小学校に「放課後キッズクラブ」を設置。2020(令和2)年度段階で、市内のすべての小学校で設置されました。
その他にも、女性の再就職支援や祖父母世代に向けた孫育て支援など、多くの施策により、子どもとその家族をサポートしています。
令和2年からの
第2期の推進中!
港北区では子育て支援施設が強力サポート
「子ども・子育て支援事業計画」では地域子育て支援拠点の整備も各区で進められましたが、港北区では2005(平成17)年に「港北区地域子育て支援拠点 どろっぷ」が市内初の地域子育て支援拠点として誕生しています。こちらは主に0歳から3歳までの乳幼児親子が自由に無料で過ごせるスポットとなっており、室内や庭で遊んだり、季節のイベントなども開催。さらに一時預かり事業や、区内の子育て支援サービスを繋ぐハブとしての役割も担っています。また、横浜市子育てパートナーという、子育てに関する相談や情報提供を行う専任スタッフも配置され、様々な形で子育て家族をサポートしています。
その他にも、新横浜エリアには親子でつどえる広場「ぽっけ新横浜」があったり、港北区内では第1子の0歳児とその家族の集まり「赤ちゃん会」が数か所で開催されていたりと、子育て家族が交流しやすい環境が整えられています。また、2019(平成31)年3月には「横浜型児童家庭支援センター ラ・コッコラ港北」が開設され、0歳から18歳までの子どもに関する様々な相談を受け付けています。
子どもが主役!
伸び伸び遊べる
港北区の幼稚園・認定こども園・保育園ガイド
港北区や神奈川県がWebサイトなどで子育て情報を発信
さらに港北区では独自の子育て応援サイト「ココマップ」で、様々な子育てに関わる情報を発信。今回ご紹介した子育て広場などの情報はもちろん、区内の公園や子どもの預け先、育児相談の仕方なども一目でわかります。「ココアプリ」というアプリも用意されており、こちらでは区内の子育て情報を年齢で区切って発信しています。
神奈川県全体で見ても、子育て家庭の外出を応援するサービス「かながわ子育て応援パスポート」や、父親版子育て指南書「パパノミカタ」をWebサイトや冊子で提供するなど、子育て家族をバックアップしています。
このように新横浜エリアは、子育て家族に人気なのも納得できる、親も子どもものびのびと快適に暮らせる環境がそろっていました!
発見ポイント!
- (1)新しい保育園が続々と誕生しているので、仕事で忙しい家庭も安心!
- (2)川沿いや大きな公園でのびのび遊べる♪
- (3)妊娠から出産、子育てまで、支援制度が充実!
新横浜エリアの子育て・教育環境をレポート!
所在地:神奈川県横浜市港北区