都市インフラ整備で静岡市の新拠点に発展した静岡市葵区長沼
静岡市葵区長沼は静岡市中心部の東、静鉄線「長沼」駅とJR東海道線「東静岡」駅周辺に位置する。2駅2路線を利用できる交通アクセスに恵まれたエリアで、近年は「東静岡」駅周辺の都市インフラ整備が進み、さらに暮らしの利便性が向上した。エリア周辺は谷津山をはじめ緑に親しめるスポットも多く、閑静な佇まいにも恵まれている。
「東静岡」駅周辺の土地区画整理で静岡市の新拠点に
長沼の南東、「東静岡」駅周辺では大規模な1993(平成5)年から大規模な土地区画整理が行われている。この事業はかつての「東静岡貨物」駅の跡地を中心に行われ、1998(平成10)年にはJR東海道線に「東静岡」駅が開業した。
1999(平成11)年には磯崎新が設計したことで注目を集め、大ホール、中ホールのほか「静岡芸術劇場」、「県立図書館グランシップコーナー」などが入る「静岡県コンベンションアーツセンター グランシップ」がオープン。さらに、2008(平成20)年には「県立総合科学技術高等学校」が開校している。
近年も新しい施設が続々と誕生
2013(平成25)年4月に「静岡市急病センター」や「マークイズ静岡」がオープン、「東静岡スマイル公園」も誕生している。この事業では「東静岡」駅周辺の道路や駅前広場なども整備されており、長沼から「東静岡」駅へのアクセスもスムーズになった。
2017(平成29)年5月にはJR「東静岡」駅北口の市有地に文化・スポーツの拠点として国内最大級の全天候型ローラーパーク「東静岡Art & Sports」もオープンし、さらに街の魅力が増した。
また、長沼周辺では「KOマート fine沓谷店」が2017(平成29)年12月にオープンするなど、生活利便性が向上している。
JR東海道線と静鉄線の2路線が利用可能
長沼は交通アクセスの利便性が大きな魅力になるだろう。「東静岡」駅からJR東海道線に乗れば「静岡」駅へ1駅約3分、「清水」駅へも2駅約8分といずれも短時間でダイレクトアクセスできる。「静岡」駅から東海道新幹線に乗り換えれば「名古屋」駅や「新大阪」駅、「東京」駅方面にもアクセスしやすく、旅行や出張も便利だ。
エリア内の「長沼」駅からは静鉄線も利用でき、「静岡市役所静岡庁舎」や「静岡県庁」方面に向かう場合は、静鉄線で「新静岡」駅に向かうとよい。
エリア周辺には国道1号東海道や県道74号、国道1号静清バイパスなど幹線道路が多く、自動車も使いやすい。2018(平成30)年3月末にはエリアの南に東名高速道路の「(仮称)東名静岡東スマート」ICが誕生する予定になっており、高速道路の利用がさらに便利になりそうだ。
交通アクセスに恵まれ、新しい施設が続々と誕生した静岡市葵区長沼。ここでは快適な暮らしを、満喫できるだろう。
都市インフラ整備で静岡市の新拠点に発展した静岡市葵区長沼
所在地:静岡県静岡市葵区