美しいお城が見える城下町で、歴史を感じながら暮らす

掛川の中心市街地は「掛川」駅の北に広がっています。通りには白壁やなまこ壁をあしらった建物もあり、「掛川城」を中心とした城下町風の街並みが再現されていて、風情ある街並みです。

まず紹介するのは、この街のシンボル「掛川城」。戦国時代に織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三英傑に仕えた武将の山内一豊が城主として10年間在城したことでも知られています。現在の天守閣は、1994（平成6）年に日本初の「本格木造天守閣」として復元されたものです。2023（令和5）年3月に天守閣の漆喰壁や廻縁・高欄などの修繕工事も終了。“東海の名城”とうたわれた美しい姿が街を見守るように立っています。夜間は白く幻想的にライトアップされ、期間限定でカラーが変わるイベントが行われたりするので、さまざまな表情のお城を見られるのも楽しみです。

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穏やかな空気が流れる「掛川城公園」は、日常の憩いのスポット

お城の周辺は「掛川城公園」として整備されています。季節の草花が植えられ、屋根付きベンチもある「花広場（本丸広場）」や、さまざまな催しにも使用されている「三の丸広場」、市立図書館に隣接し、赤い橋が印象的な庭園造りの「はす池」など、見どころもいっぱい。のんびりと散策するのもおすすめです。

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逆川沿いは散歩やジョギングにぴったり

「掛川城」の南側に流れる逆川沿いは季節を感じられるスポットです。両岸には早咲きのカンビザクラ系統の品種「掛川桜」が約300本、約2キロメートルに渡って植えられていて、3月上中旬に見頃を迎えます。毎年「掛川桜まつり」としてイルミネーションイベントも開かれ、幻想的な夜桜も楽しめます。また、6月初旬から7月中旬にかけては堤防沿いがカラフルなユリの花でいっぱいに。川沿いに遊歩道もあるので、散歩やジョギングにも適しています。

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歩いて行ける距離で、豊かな文化体験ができる

掛川のまちなかには、歴史的建造物や文化・芸術施設も点在しています。

「掛川城公園内」にある「二の丸美術館」は、掛川市出身の実業家から寄贈された細密工芸品「木下コレクション」や近代日本画の「鈴木コレクション」を収蔵する美術館です。その北隣にあるのが「掛川市ステンドグラス美術館」。19世紀イギリスのヴィクトリア朝時代に制作された作品が展示されています。ステンドグラス作りの体験講座やミニコンサートなどイベントも行っているので楽しみ方はいろいろ。最近は両美術館周辺を会場にアートとグルメを楽しむ「カケガワミュージアムマーケット」なども開催されています。

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「掛川城」の北側には、1903（明治36）年に建築された歴史ある家屋「竹の丸」があります。その一部は「竹の丸カフェ」となっていて、市の指定文化財でもある美しい近代和風建築の中で、掛川産のお茶やみかんの「不知火（しらぬい）」など、地元食材を使ったスイーツやキッシュなどを味わえます。

また、「掛川城公園」のはす池庭園のそばにある「掛川市中央図書館」は、瓦葺き平屋建ての歴史ある街に溶け込む外観で、館内は木の温もりを感じる落ち着いた空間が広がっています。蔵書数は約34万冊と充実、子ども向けの絵本の読み聞かせイベントなども催されています。景色と読書を楽しみながらゆっくりした時間を過ごすのも良さそうです。

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バリエーション豊かなグルメスポット

グルメスポットの豊富さも市街地ならではの魅力です。掛川宿の本陣跡にできた屋台街「掛川本陣通り」は“ちょっと一杯”にぴったりな場所。ラーメン、海鮮ろばた、串焼き、家庭料理酒場など、さまざまなジャンルのお店が並んでいます。「掛川城公園」の手前にある、観光物産センター「掛川こだわりっぱ」には、地元の名産品はもちろんのこと掛川産抹茶をたっぷり使ったソフトクリームやたい焼きなどがあり、地域住民のおやつにも人気です。2階のイタリアの姉妹都市の食材を使ったイタリアンレストラン「ペーザロ」もおすすめです。

その他にも周辺には、開店前から行列ができる「うなぎの甚八」、掛川牛を使ったステーキ丼が味わえる「はしばみ」、地元野菜にこだわる本格イタリアン「ATELIER M.O.F（アトリエエムオーエフ）」、ランチビュッフェやスイーツが楽しめる「Funny Farm（ファニーファーム）」、クラフトビール醸造所「カケガワビール」、静岡おでんが食べられる駄菓子屋「すいのや」など、この街ならではのこだわり溢れる飲食店が点在しています。

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地域イベントも暮らしのアクセントに

まちなかで開催されるイベントもたくさんあります。毎年8月に開かれる「掛川納涼まつり」は、中心市街地が歩行者天国となり、地元名産の販売やフリーマーケット、ダンスやライブ演奏なども行われる夏の風物詩。10月の「掛川祭」は、各町内を装飾された台車が練り歩いて市街地が祭り一色に染まります。11月の「掛川商工まつり」は「掛川城公園 三の丸広場」をメイン会場としてミニ物産展やさまざまな催し物に加えて、「掛川市菊花展」なども同時開催され、大人から子どもまで楽しめるイベントです。

毎月第1日曜日に「竹の丸」で開催される「竹の丸朝市」や、毎月第3土曜日に駅前通りを歩行者天国にして開かれる「けっトラ市」では、地元農家の新鮮な野菜・果物が手に入ります。

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休日レジャーはちょっと足を延ばして人気スポットへ

「掛川」駅から近隣の観光・レジャースポットにもアクセスしやすく、暮らしの楽しみが広がります。鳥とのふれあいや花々を楽しめるテーマパーク「掛川花鳥園」は、「掛川」駅からバスで10分程度の場所。施設内は完全バリアフリーで全天候型エリアが中心なので、雨の日にもおでかけできます。

「掛川」駅から出ている無料送迎シャトルバスを利用して「つま恋リゾート彩の郷」へ出てかけてみるのもいかがでしょう。スポーツ、レジャーのほか天然温泉も楽しめます。天竜浜名湖線でのんびり沿線巡りを楽しむのもおすすめ。マリメッコ列車「スローライフトレイン」や「天竜二俣」駅の転車台＆鉄道歴史館見学ツアー、名物駅弁など、ローカル線ならではの多彩な企画も楽しめます。

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歴史・文化、自然、食事、地域イベントなどを身近に楽しめる掛川のまちなかなら、彩り豊かな暮らしが実現できそうですね！

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発見ポイント！

• （1）「掛川城」を臨み、四季折々の景観を楽しめる街並み
• （2）徒歩圏に文化・芸術施設や、多彩な飲食店があり日常が彩り豊かに♪
• （3）さまざまな地域イベントや、近隣レジャーで休日も楽しみがいっぱい！