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オープン以来の定番メニューヤキブタ飯

中国料理 華実苑

華実苑
華実苑

四日市では、以前から庶民の味として親しまれ、育まれてきたという。「トンテキ」というと塩コショウで焼いたポークステーキをイメージするが、四日市で育ったトンテキは、分厚い豚肉をニンニクと一緒に濃い目のソースで焼き上げるという料理法だ。

この店では、以前はヤキブタ飯を売り物にしていたが、焼き豚を使用するとどうしても値段設定が高くなるので、もう少しみんなに手軽に食べていただけるメニューはないかと考え、以前から庶民の味として四日市で親しまれてきたトンテキを12年ほど前から丼のメニューとして始めた。

「華実苑」では、それを進化させ、オリジナル料理として隠し味にカレーを使用。試行錯誤の末、カレー風味のトンテキができあがった。

分厚くカットされた肉を口に運ぶと、ほんのりカレーの味が口に広がり、それがまた一段と食欲をそそる。肉の塊の間には、大粒のニンニクがころころ入り、疲労回復にもってこいの一品だ。ボリューム満点のトンテキ丼は、なんと600円。セット(ラーメン付)にしても850円とリーズナブルで食べごたえがある。

華実苑
華実苑

オーナー一押しのメニューは、なんといってもタンタン麺。タンタン麺はスパイシーな辛さが命。その辛さの秘訣はラー油だとオーナーが教えてくれた。辛さの中にも甘みを持つ朝鮮一味と赤い色を出す一味。それに辛味を増すために日本の一味をブレンド。水を少し加え混ぜ合わせ、220度~230度に熱した油を少しずつ加え焦げ付かないよう、風味を損なわないように丁寧に仕上げていくという。

そんなラー油をたっぷり使ったタンタン麺。どうしても食べてみたくなり注文してみた。タンタン麺が運ばれてきた途端、真っ赤なスープに驚かされる。さぞかし辛いのだろうとレンゲに麺を乗せて恐る恐る一口食べた途端、その不安は一変。辛さの中にも甘みがあり、こくと旨味が口の中に広がり、次から次へと食べたくなる。ただ調子に乗りすぎると、のどの奥に辛味が引っ掛かりむせ返ることがあるので注意を。

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