災害に強い一戸建てを選ぶための情報源

大切なマイホーム購入を考える際には、永く安心して住み続けることができるための土地選びも重要なポイントになります。さまざまな情報源を活用して、災害に強い一戸建て住宅を手に入れましょう。

購入候補エリアの災害リスクを調べる

最近では「観測史上最大の降水量」という言葉を頻繁に聞くようになりました。地球温暖化の影響なのでしょうか、ゲリラ豪雨によって浸水や洪水の被害に逢う地域も増えています。過去の経験値を超えるような災害もありますが、河川や地形を調査することである程度事前に予測がされている災害情報もあります。たとえば、国土交通省では、洪水、高潮、津波、土砂災害、地震などの危険度がわかり、日本中のハザードマップをチェックすることができるポータルサイトを開設しています。また、大地震の際には液状化現象による住居の傾きやインフラ設備への被害が発生しました。こうした液状化のリスクについてもハザードマップを公開している自治体があるので活用しましょう。一例として東京都のサイトを紹介しておきましょう。

●国土交通省のハザードマップポータルサイト

http://disapotal.gsi.go.jp/index.html

●東京の液状化予測

http://doboku.metro.tokyo.jp/start/03-jyouhou/ekijyouka/

 

購入する土地の地盤を調べる

周辺エリアの状況が把握出来れば、次は建設予定地の地盤についても確認しておきましょう。マンションの場合は、基礎の杭を硬い地盤まで打ち込むことで耐震性を高めています。しかし一戸建ての場合には費用や施工条件などの理由で、深い地盤までの基礎工事は行なっていないケースがほとんどです。また、建築基準法でも詳細な規定がありません。ただ、不等沈下など後々のトラブルを防ぐためにも、地盤の調査を行なっておくと安心です。調査の結果、地盤が弱い場合には、基礎の仕様変更や地盤改良を行う事でリスクを軽減することが可能です。地盤の調査データをまとめてチェックできる、地盤調査会社のサイトもあるので、まずは確認してみましょう。

●地盤調査会社のサイト「ジオダス」

http://www.jiban.co.jp/tips/

 

 

       







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