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エリア概要コラム

宿場町から文教の街として発展、新しい商業施設も開業し賑わう浦和区常盤エリア

さいたま市浦和区はさいたま市の南部に位置し、「埼玉県庁」を擁する埼玉県の行政の中心地として発展してきた。常盤一丁目は浦和区の玄関口である「浦和」駅の北西に位置し、浦和区の中心地としてにぎわう。

中山道の宿場町として発展

江戸時代に中山道が整備されると、浦和には日本橋から3つ目の宿場として「浦和宿」が置かれた。「浦和宿」では2と7の付く日に「二七の市」が開かれ、商業の拠点としても栄えたという。市が開かれていたのは現在の常盤一丁目の「慈恵稲荷神社」付近で、今も「浦和宿二・ 七市場跡 付市場定杭」がある。また、徳川家康はしばしば今の浦和や大宮周辺で鷹狩りを行っており、現在の「常盤公園」には、鷹狩りの時に休憩や宿泊をした施設があったという。

浦和の名物、うなぎの老舗「山崎屋」
浦和の名物、うなぎの老舗「山崎屋」

エリア周辺には今も「調(つき)神社」や、桜の名所である「玉蔵院」など歴史を感じられる寺社が点在するほか、1868(明治元)年創業の漬物店「酒井甚四郎商店」、1876(明治9)年創業の書店「須原屋 本店」など老舗の店も多い。「浦和宿」はうなぎが名物として知られ、今も江戸時代創業の「山崎屋」をはじめ多くのうなぎ店が営業を続けている。

明治時代以降は文教の街へ

浦和は「埼玉師範学校(現・埼玉大学)」のキャンパスが置かれたことをきっかけに、文教の街として発展してきた。現在は「埼玉大学」のキャンパスは移転したものの、「埼玉大学教育学部附属小学校」や「埼玉大学教育学部附属幼稚園」といった附属教育施設は今も浦和に残っている。

埼玉県有数の名門校「埼玉県立浦和高等学校」
埼玉県有数の名門校「埼玉県立浦和高等学校」

また、埼玉県内のトップレベルの公立高等学校として知られる「埼玉県立浦和高等学校」や「埼玉県立浦和第一女子高等学校」、中高一貫教育を提供する「さいたま市立浦和中学校・高等学校」など人気の教育施設も多い。

「さいたま市立仲町小学校」など評判の良い学校が近い
「さいたま市立仲町小学校」など評判の良い学校が近い

浦和区内の小学校は公立校でも評判がよいことも特徴だ。常盤一丁目の通学指定校となる「さいたま市立仲町小学校」、「さいたま市立常盤中学校」はいずれも昭和20年代に創立された比較的新しい学校だが、浦和区内でも名門校として知られている。

東京都心へダイレクトアクセス可能

東京方面へ3路線を利用できる「浦和」駅
東京方面へ3路線を利用できる「浦和」駅

常盤一丁目は交通アクセスの利便性も高い。最寄りの「浦和」駅からはJR宇都宮・高崎線、JR湘南新宿ライン、JR京浜東北線の3路線を利用できる。JR宇都宮・高崎線は大部分の電車がJR上野東京ラインに直通し、「上野」駅のほか「東京」駅や「品川」駅などにダイレクトアクセス可能。JR湘南新宿ラインなら「池袋」駅や「新宿」駅、「渋谷」駅に乗り換えなしで移動できる。

「浦和」駅周辺にショッピング施設が充実

「伊勢丹 浦和店」も近い
「伊勢丹 浦和店」も近い

常盤一丁目は買い物環境にも恵まれている。「浦和」駅周辺には「イトーヨーカドー 浦和店」などスーパーマーケットのほか、「伊勢丹 浦和店」や「浦和PARCO」など大型ショッピング施設が集まり、日常の買い物に加え休日のショッピングも身近で楽しめる。

2018(平成30)年3月にオープンした「アトレ浦和 West Area」
2018(平成30)年3月にオープンした「アトレ浦和 West Area」

2015(平成27)年11月には「浦和」駅直結のショッピングセンター「アトレ浦和」が開業。2018(平成30)年3月には「アトレ浦和 West Area」もオープンし、さらに買い物の楽しみは増えた。

宿場町、文教の街として発展した歴史が醸し出す落ち着きに暮らしの利便性を併せ持つさいたま市浦和区常盤一丁目。この街には多くの魅力があふれている。




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