大規模公園に恵まれた「狭山市」。新狭山駅徒歩圏内の生活利便が魅力の下奥富エリア
「狭山茶」と「入間川七夕祭り」で知られる街
狭山市は埼玉県の南西部、東京都心から40km圏内に位置する。地形としては、市域の南西から北東へ流れる入間川沿いの平野部を挟んで、北西側は入間台地、南東側は武蔵野台地が広がる。狭山市は「狭山茶」の主産地で、関東三大七夕まつりの一つに数えられる「入間川七夕祭り」が行われる街としても有名だ。
東京都心からも近い立地から昭和50年代には大規模住宅団地が開発され、人口が大幅に増えた。狭山市では公園整備にも力を入れており、「智光山公園」や「埼玉県営狭山稲荷山公園」など大規模公園も多いため、今も暮らしの場として人気が高い。
大規模公園と畑の緑が彩る
2024(令和6)年1月1日現在、狭山市には48.99平方キロメートルの面積に148,872人が暮らしている。2021(令和3)年の人口一人当たりの都市公園面積は下表の通りで、狭山市は近隣エリアと比べて数値が高いことがわかる。
市 | 人口一人当たりの都市公園面積(m2) |
---|---|
狭山市 | 7.05 |
川越市 | 4.72 |
入間市 | 3.52 |
所沢市 | 4.05 |
また、2019(平成31)年1月1日現在の狭山市内の土地利用状況は宅地が1,402.8ヘクタールと最も多いが、畑も1,113.5ヘクタールと2番目に広い。これらのデータから、狭山市は緑豊かで穏やかな住宅地が広がる街と言える。
狭山市内での新築住宅取得に補助金
狭山市は独自の補助金も魅力だ。例えば、住宅取得支援補助金では狭山市内で新築住宅を取得した40歳未満のファミリーに15万円を補助する。さらに3人目以降の子どもがいるファミリーには、子ども1人につき5万円が加算される。また、狭山市こども医療費支給制度の対象年齢は2023(令和5)年10月から18歳へ拡大された。
子育て支援も充実する。「狭山市」駅前の「狭山市市民交流センター」にある「総合子育て支援センターちゃっぽ」に乳幼児とその保護者が遊んだり、交流したりできる子育てひろばを設けているほか、子育て相談にも対応している。
生活利便と自然、伝統を併せ持つ奥富地区
狭山市では「緑と健康で豊かな文化都市」を将来像に掲げ、街づくりを進めている。より地域の現状に合った街づくりを進めるため、市域を8地区に分類し、地区ごとに取り組みを行っている。
奥富地区は狭山市の北部、入間川の東に位置し、国道16号沿いにショッピング施設が集まるなど生活利便も良い街だ。農業も盛んで、地元産のコメを使った酒造りや「奥富かかし祭り」などが行われている。
『狭山市都市計画マスタープラン』によると、奥富地区では国道16号沿いの利便性向上、「新狭山」駅へのアクセス強化、田園環境や自然の維持を進めることにしている。奥富地区は今後も緑豊かで穏やかな住環境が維持されると期待できそうだ。
「新狭山」駅徒歩圏内の利便性が魅力の下奥富エリア
奥富地区内でも下奥富エリアは西武新宿線「新狭山」駅の北側徒歩圏内に位置し、「いなげや新狭山駅前店」などスーパーマーケットも使いやすい。「新狭山」駅から西武新宿線で「高田馬場」駅や「西武新宿」駅にダイレクトアクセスと交通アクセスにも恵まれている。
国道16号沿いには「イオンスタイル狭山」や「そよら武蔵狭山」など大規模ショッピング施設もあり、休日のショッピングも楽しめる。近隣には「狭山市市民健康文化センター サンパーク奥富」などの公共施設、入間川沿いの「狭山市下奥富運動公園」などのスポーツ施設も充実する。
狭山市内でも下奥富エリアは生活利便と豊かな自然のバランスが良く、暮らしやすい街と言えるだろう。
大規模公園に恵まれた「狭山市」。新狭山駅徒歩圏内の生活利便が魅力の下奥富エリア
所在地:埼玉県狭山市