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蕨駅西口地区再開発

蕨市では2014(平成26)年度から10年間を計画期間として、「コンパクトシティ蕨」将来ビジョンを策定している。この中で、鉄道やバスなどの交通機関や商業施設などが集まるJR京浜東北線「蕨」駅周辺を「都市機能の核」として位置づけ、まちの顔としての賑わい空間作りを行っている。そのひとつが「蕨駅西口地区第一種市街地再開発事業」だ。着工は2021(令和3)年7月、竣工は2025(令和7)年1月を予定している。

計画配置図
計画配置図

これに先駆けて、蕨市では既に「蕨駅西口地区7番街区第一種市街地再開発事業」が行われ、2010(平成22)年、第一工区に「シティタワー蕨」が誕生している。今回の主な開発内容は、「蕨」駅西口広場や区画街路など公共施設の整備と、この「シティタワー蕨」に連続するプロムナードの整備といった、周辺一帯の魅力ある空間づくりだ。

既に竣工している「シティタワー蕨」と外観デザインが統一される
既に竣工している「シティタワー蕨」と外観デザインが統一される

開発により新しく誕生するのは、高さ約100m地上29階建てのA棟と高さ約96m地上27階建てのB棟の超高層ツインタワー。地上30階の「シティタワー蕨」を合わせると、デザインの統一された3棟の高いタワーが並ぶことになる。新たに建てられるA棟には商業施設、B棟には商業施設や図書館、行政センターといった公共公益施設が入居する予定だ。。

公共公益施設のゾーニング図
公共公益施設のゾーニング図

図書館には多様化する学習ニーズに対応するため子どもエリアや学習席や読書室などを設けた学習ゾーンも充実。カフェも配置し図書館機能と連携し賑わいを演出する。一方、行政センターは各種届出や手続きなどを行う市役所窓口などを設置。駅と直結する利便性の良い立地を最大限に活用する。プロムナードや広場ではイベントなども開催していく予定で、「蕨」駅周辺が賑わいと活気に溢れ、地域住民が豊かな時間を送ることのできる場所になることが期待される。

蕨駅西口地区再開発
所在地:埼玉県蕨市 




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