パティスリー キャンジュール
店の一番人気はショートケーキ、シュークリーム、プリンなどの定番ライン。中でも「プリン」(160円)は卵の香りあふれる極上品で、しっとりとしたキャラメルソースが贅沢な逸品だ。小ぶりながら、価格を超えた満足感を得られることだろう。「シュークリーム」(160円)もバニラビーンズと生カスタードがたっぷり入ったボリューム満点の品だ。
シェフが自信を持ってお薦めしたいというのが、ショコラ系のプチガトー。「カラク」(360円)はショコラムースとピスタチオクリームを重ねたもので、マシュマロのように弾力のあるムースが印象的だ。同じチョコムースにダックワーズ生地とオレンジを合わせた「ショコラオランジェ」(380円)も人気ということだ。これらの素材となるチョコには、有名ショコラティエ御用達のフランス・ヴァローナ社のものと、ベルギーのカレボー社のものを主に使用。どちらも国内産に比べて高価なものだが、フランスらしい濃密な味わいは、やはり海外産のチョコでなければ出せないという。