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千歳烏山と仙川の間にあり、人気の街を使いこなせる世田谷区給田

東京都世田谷区は南西部に位置し、多くの邸宅街を擁するなど古くから住宅地として人気を集めてきた。給田は世田谷区の北西、周辺に洗練された街並みが広がる「仙川」駅と準特急が停車し利便性が高い「千歳烏山」駅の間に位置し、これら両駅を使いこなせることも魅力だ。

間の宿として栄えた千歳烏山、文化の街として発展した仙川

江戸時代に五街道のひとつとして甲州街道が整備されると、現在の「千歳烏山」駅の北側一帯は東の「高井戸宿」と西の「布田五宿(調布宿)」の間の宿として発展した。今も旧甲州街道沿いには歴史を感じさせる街並みが残る。

関東大震災後には、甲州街道北側の北烏山一帯に都心部から多くの寺が移転し、「烏山寺町」が形成された。現在も各寺院には庭園や境内林が残り、街に潤いを与えている。

仙川には「調布市せんがわ劇場」など芸術に親しめるスポットが集まる
仙川には「調布市せんがわ劇場」など芸術に親しめるスポットが集まる

近年、「仙川」駅の東側を貫く新しい道路沿いは「東京アートミュージアム」や「調布市せんがわ劇場」など芸術関連の施設が集まる「仙川ACT+(アクト・プラス)地区」として整備された。約500mにわたって安藤忠雄氏が設計した建物が並ぶことから、「安藤忠雄ストリート」としても注目されている。

京王線の準特急も停車する「千歳烏山」駅徒歩圏内

京王線「千歳烏山」駅
京王線「千歳烏山」駅

給田からは「仙川」駅と「千歳烏山」駅の両駅を利用できるが、「千歳烏山」駅は京王ライナーと特急以外のすべての電車が停車し、利用できる電車の本数が多い。準特急に乗れば「新宿」駅まで14分でアクセス可能。急行や区間急行の多くは都営新宿線に直通するため、「市ヶ谷」駅や「神保町」駅など都心方面にも乗り換えなしで移動できる。

「千歳烏山」駅周辺や「仙川」駅周辺の商店街を使い分け可能

「千歳烏山」駅周辺に広がる「えるもーる烏山」
「千歳烏山」駅周辺に広がる「えるもーる烏山」

給田は買い物の利便性も高い。とくに「千歳烏山」駅周辺には約1.5kmの長さを誇るにぎやかな商店街「えるも~る烏山」が広がり、150以上の店が並ぶ。長年地元の人々に親しまれてきた店も多く、きめ細かいアドバイスやサービスも魅力となっている。

楽器の名前が付けられている「ハーモニータウンせんがわ」
楽器の名前が付けられている「ハーモニータウンせんがわ」

「仙川」駅周辺にも「ハーモニータウンせんがわ」という商店街が広がる。この商店街はエリアごとに「トランペットタウン」、「バイオリンタウン」といった楽器の名前が付けられている音楽系の学校がある仙川らしい。

また、「仙川」駅前の南側には、「カワタケオークビル」や「ぴぽっと仙川」などデザイン性の高いショッピング施設や「LUPICIA 仙川店」や「KEYUCA(ケユカ) 仙川店」など都心の百貨店で人気のショップの路面店が並ぶ。散策がてらの買い物やお茶も楽しいひと時となるだろう。

「烏山地域」の中心地

「世田谷区烏山総合支所」など公共施設が充実
「世田谷区烏山総合支所」など公共施設が充実

「千歳烏山」駅周辺は「世田谷区烏山総合支所」や「世田谷区烏山区民センター」など公共施設が集まり、世田谷区の北西部に広がる「烏山地域」の中心地としても機能する。給田からもこれらの公共施設が身近で、気軽に利用できることもうれしい。

緑や文化の薫りが漂う街

世田谷区ゆかりの文人に触れられる「世田谷文学館」
世田谷区ゆかりの文人に触れられる「世田谷文学館」

給田周辺は多くの文人にも愛されたエリアだ。今も「蘆花恒春園」や「世田谷文学館」など文学散歩を楽しめるスポットが点在する。

「祖師谷公園」や「烏山川緑道」など緑を楽しめるスポット、ゴルフ練習場、テニスコート、フットサル場などスポーツ施設も多く、アクティブな休日を満喫できるだろう。

暮らしの利便性と穏やかな環境を併せ持つ世田谷区給田。ここは住宅地として理想的な街だ。

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