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近年の再開発で住宅地としても魅力を増した品川区大崎

東京23区の南部に広がる品川区は、都心に近いながら穏やかな環境に恵まれていることから、住まいの場として高い人気を誇る。品川区の北部、「大崎」駅周辺に広がる大崎は近年の再開発で高層オフィスやマンションが続々と誕生し、職住接近の街として注目されるようになった。

再開発で近代的な街へ進化

かつて大崎周辺には多くの工場が集まり、モノづくりを支えていた。産業構造の変化などに伴い、これらの工場は次第に使われなくなり、広大な跡地が誕生する。1982(昭和57)年に東京都が大崎周辺を副都心としたことをきっかけに、工場跡地を中心に再開発が進められるようになった。

再開発ビルが建ち並ぶ「大崎」駅周辺の街並み
再開発ビルが建ち並ぶ「大崎」駅周辺の街並み

1994(平成6)年には品川区が「大崎駅西口地区のまちづくり」を策定したほか、2002(平成14)年には都市再生特別措置法に基づく「都市再生緊急整備地域」に「大崎駅周辺地域」が指定されたことにより大崎周辺の再開発は加速。現在のような近代的な街並みへ生まれ変わっている。

多方面へアクセス便利な「大崎」駅が最寄駅

乗り換えなしで多方面へアクセス可能な「大崎」駅
乗り換えなしで多方面へアクセス可能な「大崎」駅

大崎は交通アクセスの利便性も大きな魅力だ。最寄りとなる「大崎」駅はJRとりんかい線を共用するターミナル駅として、多くの利用客でにぎわう。

JRは山手線が渋谷、新宿、池袋へとスムーズ。また、山手貨物線を経由してJR埼京・川越線直通電車が新宿、池袋、大宮、川越へと向かっているほか、JR湘南新宿ラインは横浜へとつながっている。さらに、2019(令和元)年11月にはJR埼京線が相鉄線との直通運転を開始。その途中にある「大崎」駅には、相鉄線へと直通運転する列車が乗り入れるようになっている。さらに、りんかい線はお台場方面へダイレクト。乗り換えなしで1本でアクセスできるエリアは広い。

「大崎」駅西口のバスターミナル
「大崎」駅西口のバスターミナル

一方、東海道新幹線が停車する「品川」駅にはJR山手線で1駅と近いほか、「大崎」駅西口のバスターミナルからは「羽田空港」や「成田空港」への直通バスもあり、旅行や出張の際も便利。2027年には「品川」駅から「名古屋」駅間のリニア中央新幹線も開通する予定で、さらなる利便性向上も期待されている。

買い物もグルメも充実

「レミルフォイユドゥリベルテ 大崎店」などおしゃれなショップもある
「レミルフォイユドゥリベルテ 大崎店」などおしゃれなショップもある

大崎は買い物環境にも恵まれている。「大崎ニュー・シティ」や「ゲートシティ大崎」など再開発で誕生した複合施設内には「ライフ 大崎ニューシティ店」や「成城石井 ゲートシティ大崎店」といったスーパーマーケットもあり、日常の買い物を身近で済ませることが可能。「ThinkPark」内のフラワーショップ「「レ ミルフォイユ ドゥ リベルテ 大崎店」」などおしゃれなショップが多いこともうれしい。

エリアから南へ少し歩けば、都内有数の規模を誇る商店街「戸越銀座」が広がり、地元の人々に愛されている店が並ぶ。JR山手線を利用すれば、「目黒」駅や「恵比寿」駅、「渋谷」駅など人気のショッピングタウン最寄り駅に短時間でアクセスでき、気軽にショッピングを楽しめる。

「大崎」駅周辺のテラス席があるカフェ
「大崎」駅周辺のテラス席があるカフェ

大崎周辺には食通に愛されている名店から人気のチェーン店まで多彩なグルメの店が充実。エリアの北、「五反田」駅方面に向かえば、情緒漂う居酒屋も多い。おしゃれなカフェも多く、仕事帰りや休日にくつろぎの時間を過ごせるだろう。

休日のお出かけも自由自在

目黒川沿いの桜並木
目黒川沿いの桜並木

大崎周辺では公開空地として公園が整備されているオフィスビルが多く、緑に親しめる場所も多い。目黒川沿いは桜並木になっており、春には気軽に花見を楽しめる。

JR山手線で「品川」駅に出れば、水族館を核とする屋内型最先端エンタメ施設「マクセル アクアパーク品川」があり、癒しのひとときを満喫できる。レジャー施設が集まるお台場エリアにもりんかい線でダイレクトアクセスでき、休日のお出かけスポットも豊富だ。

再開発で便利で快適な街に進化した品川区大崎。この街には充実した暮らしが待っている。

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