立川市錦町一丁目は「立川」駅の南口から「西国立」駅の間に広がるエリアだ。「立川」駅周辺は多摩地区のショッピングタウンとして昔からにぎわい、近年は北口周辺の再開発事業や南口周辺の土地区画整理事業など都市インフラ整備で地区有数の拠点に発展を遂げている。

近年の都市インフラ整備でさらに魅力ある街へ

江戸時代までは農村が広がっていた現在の錦町一丁目周辺だが、1889（明治22）年に甲武鉄道（現・JR中央線）が開通すると交通の利便性に恵まれたエリアとなり、都市としての発展が始まった。

1922（大正11）年に「陸軍立川飛行場」が設置されると航空関連の工場も多く進出、「立川」駅周辺は繁華街としても発展を遂げた。戦後「陸軍立川飛行場」はアメリカ軍に接収されたことから、「立川」駅周辺はアメリカ文化を取り入れた繁華街となり、昭和30年代には映画館が10館も建つほどにぎわっていたという。

1977(昭和52)年にアメリカ軍の基地が全面返還されると、跡地では再開発事業など都市インフラ整備が行われた。1983（昭和58）年に「国営昭和記念公園」が開園したほか、「立川タカシマヤ」や「伊勢丹 立川店」など新たなショッピング施設も続々と誕生している。

多摩地区のターミナル、3駅4路線を利用可能

JR中央線、JR青梅線、JR南武線が集まる多摩地区有数のターミナル「立川」駅に隣接する錦町一丁目は交通アクセスのよさも魅力だ。「立川」駅から中央線に乗れば「新宿」駅や「東京」駅までダイレクトでアクセス。特別快速なら「新宿」駅まで24分、「東京」駅には38分と所要時間も短い。

「立川南」駅からは多摩モノレールも利用でき、「高幡不動」駅や「多摩センター」駅など多摩地区内の移動もしやすい。

多摩地区有数のショッピングタウンに隣接

「立川」駅前は「伊勢丹 立川店」や「立川タカシマヤ」、「グランデュオ立川」といった百貨店に加え、「エキュート立川」や「ルミネ 立川店」など多彩なショッピング施設も集まる多摩地区有数のショッピングタウンで、買い物の楽しみも多い。

錦町一丁目周辺には「サミットストア 羽衣いちょう通り店」や「西友 西国立店」などスーパーマーケットも多く、日常の買い物も便利だ。

近年は「IKEA立川」や「ららぽーと立川立飛」といった大規模ショッピング施設がオープンし、さらに買い物の魅力が増している。

エリア内には子どもに人気の「立川市子ども未来センター」も

錦町一丁目周辺は子育ての場としても魅力が多い。幼稚園や保育施設は「多摩幼稚園」や「西国立保育園」など充実。通学区の「立川市立第三小学校」や「立川市立第三中学校」にも短時間で通学できる。

「立川」駅の南にある「東京都立立川高等学校」は1901（明治34）年に開校した旧制「東京府立第二中学校」が前身で、多くの著名人を輩出してきた伝統校。2008（平成20）年にはエリアの北東側に「東京都立立川国際中等教育学校」も開校し、進路の選択肢が多いことも魅力になる。

エリア周辺には子育てひろばや「立川まんがぱーく」といった子育てファミリーにうれしい施設が集まる「立川市子ども未来センター」に加え、「立川市錦児童館」が近い点もうれしい。

「国営昭和記念公園」も生活圏内

錦町一丁目周辺は「錦中央公園」や「錦第二公園」など子どもの遊び場に適した公園が多いことも特徴だ。とくに「錦第二公園」は鬼の形をした滑り台があることから「オニ公園」と呼ばれ親しまれている。

少し足を延ばせば、東京都内最大規模を誇り、サイクリングコースやバーベキュー場、プールなど多彩な施設が揃う「国営昭和記念公園」が広がる。毎年7月下旬の「立川まつり 国営昭和記念公園花火大会」など季節のイベントも多く、「立川」駅近い「みどりの文化ゾーン」は無料で楽しめ、日常の散策コースとしても利用できる。

多摩地区の拠点「立川」駅に隣接する立川市錦町一丁目。この街では便利で快適な暮らしが待っている。