葛飾区は東京23区の北東に位置し、交通アクセスや買い物環境に恵まれた住宅地として人気が高い。お花茶屋は葛飾区のほぼ中央、京成本線「お花茶屋」駅の北側に広がる。お花茶屋という地名は江戸時代にこの地に「お花茶屋」という名の茶屋があったためとも、将軍家が鷹狩りを行っていた際に腹痛を起こし、お花という娘の入れた茶を飲んだところ回復したためともいわれている。

「お花茶屋」駅のほか「青砥」駅も徒歩圏内

お花茶屋も交通アクセスの利便性は高い。最寄りとなる「お花茶屋」駅から京成本線に乗れば「京成上野」駅まで約17分でアクセスできる。「日暮里」駅でJR山手線に乗り換えれば、「東京」駅や「池袋」駅、「新宿」駅、「池袋」駅といった都内のターミナル駅に乗り換え1回でアクセス可能だ。

エリアの東、徒歩圏内には京成本線と京成押上線が停車する「青砥」駅もある。京成押上線はほぼすべての電車が都営地下鉄浅草線に直通しており、「日本橋」駅や「新橋」駅などへダイレクトアクセスとなる。「青砥」駅からは「成田空港」や「羽田空港」への直通電車もあり、飛行機を使った移動の際も便利だ。

商店街やスーパーマーケット、ドラッグストアが揃う

お花茶屋周辺は買い物環境にも恵まれている。「お花茶屋」駅前にはこだわりの品を扱う店も多い商店街「プロムナードお花茶屋」が広がる。この商店街は毎日15時から19時まで歩行者天国になり、安心して買い物できることもうれしい。スーパーマーケット「いなげや お花茶屋店」やドラッグストア「トモズ お花茶屋店」も近く、日常の買い物を身近で済ますことが可能だ。

少し足をのばせば「イトーヨーカドー 四つ木店」や「アリオ亀有」といった大型ショッピング施設もあり、多彩な買い物ニーズを満たすことができる。

充実した子育て支援が整う葛飾区

葛飾区は「ゆりかご葛飾」として妊娠中から高校生になるまで、さまざまな子育て支援を行っていることでも有名だ。葛飾区では妊婦に対し助産師や保健師、看護師による「ゆりかご面接」を行っているが、この面接を受けた妊婦には1万円分の子育て応援券を交付している。さらに、母子健康手帳の交付を受けてから1年以内の妊婦には5500円分チャージされた交通系ICカードが交付される「マタニティパス」も行われている。この「マタニティパス」は都内初の取り組みとして注目を集めた。

葛飾区内では2人目の子どもの保育料が半額に、3人目の子どもの保育料は全額免除になるほか、3人乗り自転車の購入費用を助成するなど、きめ細やかな子育て支援が用意されている。

お花茶屋周辺は「東光幼稚園」や「葛飾こどもの園幼稚園」などの幼稚園、「葛飾区立宝保育園」や「四つ木なかよし保育園」といった保育施設が揃い、子育てしやすい環境が整う。認可保育園に加え、認可外保育施設や24時間保育施設もあり、勤務形態に応じて選択することができる。

また、エリア周辺は葛飾区内でも犯罪件数が少なく、交番が近いほか、地域のパトロールが頻繁に行われているなど治安が良いことも魅力だ。

子どもの遊び場も豊富

お花茶屋周辺は「みどり児童遊園」や「宝町西児童遊園」など子どもの遊び場に適した公園も多い。とくに遊具が充実する「お花茶屋公園」や水遊びが楽しめる「曳舟川親水公園」は子どもに人気だ。

散策に適した緑道も多く、「葛飾区役所」沿いには約130本の桜並木もある。4月上旬には「かつしかさくら祭り」も開催され、多くの人々でにぎわう。また、エリアの西を流れる荒川沿いに行けば、開放的な風景を眺めながら思いっきり遊べることもうれしい。

暮らしの利便性や子育て環境に恵まれ、緑に親しめるスポットも多い葛飾区お花茶屋。ここはファミリーを中心に住まいの場として注目を集めている。