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大規模再開発によって進化する浜松町・竹芝エリアの「今」をレポート

JR山手線「浜松町」駅を擁する陸路はもちろん、東京湾の玄関口としての海路、そして羽田空港へのモノレール起点となり、陸・海・空の拠点と言える、浜松町・竹芝エリア。ラグジュアリーホテルや文化施設なども集まり、観光・ビジネスの拠点としても機能しています。そのエリアの景色が大きく様変わりした2020(令和2)年。大規模再開発によって、「WATERS takeshiba(ウォーターズ竹芝)」、「東京ポートシティ竹芝」が相次いでオープンし、最先端のテクノロジーや水辺ならではの魅力を活かし、新たなまちづくりが行われているこの街の現在の様子をレポートします。

新たなまちづくりが進む、浜松町・竹芝エリア
新たなまちづくりが進む、浜松町・竹芝エリア

都心を代表するオフィス街「浜松町」・海と緑が寄り添う「竹芝」

浜松町エリアはアクセス環境に優れ、大企業のオフィスビルなどが集まる都心を代表するビジネス街のひとつ。世界貿易センタービル建替えと隣接街区とともに、共同住宅、事務所、商業施設、港区文化芸術ホール等を整備する「浜松町二丁目地区第⼀種市街地再開発事業」が2026(令和8)年に完成予定で、今後にも注目があつまる地域です。

その浜松町の東に広がる竹芝エリアは、都心でありながら東京湾に面しており、海辺には開放的な景観を生かしたオフィスやホテル、レストランなどが立ち並んでいます。また、「旧芝離宮恩賜庭園」と「浜離宮恩賜庭園」の緑豊かな二つの歴史的な文化財庭園もあり、都心の貴重な自然を身近に感じられる一帯です。

4駅6路線が利用できる

JR山手線
JR山手線

自然豊かな名所が
身近な竹芝エリア

「旧芝離宮恩賜庭園」
「旧芝離宮恩賜庭園」

竹芝の新たなランドマーク「東京ポートシティ竹芝」

竹芝エリアに2020(令和2)年9月に開業した「東京ポートシティ竹芝」は、“新たな国際ビジネス拠点”の創出を目的に、オフィスタワー・レジデンスタワーから成る複合施設。オフィスタワーでは、AI、Iotセンサーなど最先端のテクノロジーを活かした都市型スマートビルを実現。都心にありながらも豊かな自然に囲まれた竹芝の立地特性を活かし、低層部は「竹芝新八景」のテーマのもと、生物多様性保全に関する様々な取り組みが「ステップテラス」などで展開され、緑豊かな立体広場となっています。

新たなランドマーク

東京ポートシティ竹芝 外観
東京ポートシティ竹芝 外観

自然を取り入れた設計

「東京ポートシティ竹芝」のスキップテラス
「東京ポートシティ竹芝」のスキップテラス

「東京ポートシティ竹芝」にはソフトバンクグループのオフィスのほか、多種多様なイベントに対応可能な設備を有する大型イベントホール「ポートホール」、東京湾を望む開放的な会員制シェアオフィス「ビジネスエアポート竹芝」、「東京都立国際貿易センター 浜松町館」などが入居しています。

またオフィスだけでなく、1~3階にはレストラン・カフェ、仕事帰りなどにも気軽に立ち寄れる「みなと横丁」を中心に21店舗が入る「竹芝グルメリウム」という商業ゾーンもあります。

国内最大級の
スクリーンを設置

大型イベントホール「ポートホール」
大型イベントホール「ポートホール」

仕事帰りなどに一杯♪

商業ゾーン「竹芝グルメリウム」
商業ゾーン「竹芝グルメリウム」

竹芝のウォーターフロントに「WATERS takeshiba(ウォーターズ竹芝)」が誕生

「WATERS takeshiba(ウォーターズ竹芝)」は、「浜離宮恩賜公園」に近接し、レストランやカフェ・オフィスフロアなどが入る地上26階建てのタワー棟、エンターテイメント施設や「JR東日本四季劇場[春][秋]」が入るシアター棟、ラグジュアリーホテル「メズム東京、オートグラフ コレクション」などから構成された大型複合施設。2020(令和2)年6月から順次開業し、10月にグランドオープンとして「まちびらき」が行われました。

ウォーターフロントの立地を活かし、「プラザ(芝生広場)」や「船着場」、「干潟」なども完備し、都心でありながらも自然に囲まれた優雅な時間を過ごすことができます。また、「竹芝地区船着場(ウォーターズ竹芝前)」からは浅草、豊洲、お台場、両国、葛西方面への定期船が運航し、ナイトクルーズ船(毎週金・土)、羽田空港アクセス船(不定期)なども運航されています。

2020年10月に
グランドオープン!

「ウォーターズ竹芝」俯瞰
「ウォーターズ竹芝」俯瞰

クルーズ船も発着

船着場もある「ウォーターズ竹芝」
船着場もある「ウォーターズ竹芝」

「アトレ竹芝」は、「タワー棟」と「シアター棟」の2棟で構成されています。
「タワー棟」はレストランやショップが中心で、フレンチレストラン「SUD Restaurant / TERAKOYA」、クラフトビール「ブラウアターフェル」、テラス席が気持ちいいイタリアン「パッパガッロ」などのグルメが楽しめるほか、クリニックや薬局、オーガニックスーパー「ビオセボン」など暮らしに寄り添うがテナントが入っています。

「シアター棟」は、お酒を飲みながらクレー射撃やデジタルスポーツシミュレーションが楽しめる「LUXY(ラグジィ)」、オーシャンビュークラブ・ラウンジ「BANK30」、「ダイアログ・ミュージアム 対話の森」などエンターテインメント施設が充実しています。


カフェ・レストランが充実

「SUD Restaurant/TERAKOYA」
「SUD Restaurant/TERAKOYA」

生活雑貨のショップも♪

「アトレ竹芝」タワー棟 1階内観
「アトレ竹芝」タワー棟 1階内観

「WATERS takeshiba(ウォーターズ竹芝)」には、「四季劇場[春]・[秋]」とストリートプレイを中心に公演する小劇場「自由劇場」と、劇団四季の3つの専用劇場が集結しています。また、「メズム東京、オートグラフ コレクション」はマリオット・インターナショナルが展開する個性溢れる独立系ホテルのコレクションライン「オートグラフ コレクション ホテル」に加盟する国内では2番目のホテル。宿泊客だけでなくビジターとして、「浜離宮恩賜庭園」を臨む鉄板焼き「銀座みやちく」、フレンチレストラン「Chef’s Theatre」、五感を刺激するオリジナルのミクソロジードリンクなどを提供するバー&ラウンジ「Whisk」などのラグジュアリーな空間を楽しめます。

「劇団四季」の
3劇場が集結!

「四季劇場[秋]」客席(撮影:下坂敦俊)
「四季劇場[秋]」客席(撮影:下坂敦俊)

次世代のラグジュアリー
ホテル「メズム東京」

バー&ラウンジ「Whisk」
バー&ラウンジ「Whisk」

都市型スマートシティを目指す竹芝地区のまちづくり

公共空間を利用した
イベントも開催♪

「竹芝みなとフェスタ」
「竹芝みなとフェスタ」

現在、港区、一般社団法人竹芝エリアマネジメント、竹芝地区まちづくり協議会などが連携した官民連携の「竹芝Marin-Gateway-MINATO協議会」を設立。2021(令和3)年3月に竹芝エリアの魅力向上のためのイベント「竹芝みなとフェスタ」が実施されました。また、一般社団法人竹芝エリアマネジメントとして公共空間を活用したイベントの開催など竹芝の魅力向上に努めています。


発見ポイント!

「メズム東京」内レストラン「Chefs Theatre」のランチ
「メズム東京」内レストラン「Chefs Theatre」のランチ
  • (1)都市型スマートシティ・竹芝を牽引する「東京ポートシティ竹芝」
  • (2)ショッピング・グルメ・カルチャーが集結する水辺の複合施設「ウォーターズ竹芝」
  • (3)官民連携の魅力的なまちづくりにも注目

大規模再開発によって進化する浜松町・竹芝エリアの「今」をレポート
所在地:東京都港区 




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