レトロな喫茶店からおしゃれカフェまで充実

個性豊かなカフェがたくさんあり、休憩やドリンクのテイクアウトに便利。コーヒー好きな方におすすめしたいのは、自家焙煎のコーヒーを出している「ぱぱ・のえる」。豆の販売がメインなので席数は少ないものの、良心的な価格でおいしいと評判です。気さくな店主との会話を楽しみに来る人も多いようです。

また、ジオラマなど鉄道アイテムが豊富な「都電カフェ」は、鉄道ファンでなくとも楽しめるお店。洒落た店内は居心地が良く、全粒粉のバンズと100%ビーフにこだわったハンバーガーやクラフトビールなどが人気です。夜10時までやっているので仕事帰りに訪れても良さそう♪

ほうじ茶ラテなどが好評の「小林商店 ほうじ茶とコーヒー」では、ミルクレープや生チョコモンブランといったスイーツも人気です。レトロな喫茶&スナック「白鳥」は、午後1時までやっている格安のモーニングが人気。猫がくつろぐ姿も見られるアットホームな空間です。

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蕎麦など和食の他、一人焼肉を楽しめる店も！

食事処もあります。老舗が多い商店街の中でも圧倒的な存在感を放っているのは、1954（昭和29）年に宮大工によって手掛けられた建物が荒川区の文化財となっている蕎麦屋「砂場総本家」。歴史あるレトロなお店ですが、いたって庶民的な価格やメニューがうれしく、もり、かけ、五目といった蕎麦の他に丼ものもそろっています。

少し路地に入ったところにある「沖縄家庭料理 てぃだ食堂」は、アットホームな雰囲気で愛される小さな食堂。沖縄そばに各種チャンプルー、タコライスなど、どれもボリューム満点です。東京に居ながらゆったり流れる沖縄時間を感じられる、居心地の良いお店です。

和食店のような落ち着いた店構えが印象的な「焼肉まるしょう」は、歴史ある商店街の中では開業4年目と若いお店。家庭的な雰囲気で、一人でも気軽に入れるのもありがたいところです。

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中華やインドカレーなどアジアンフードに舌鼓♪

国道4号側の出入口に近い「中華酒場 多来福（たらふく）」は、あざやかなグリーンがインパクトあるニラそばが名物の町中華。刀削麺や上海焼きそばなども人気です。

「KUMAR Asian Dining」は、カレーとナンが人気のインド料理店。辛さは選べるので辛いのが苦手な人でも楽しめます。バターチキン、マトン、ベジタブルなど種類豊富で、ランチタイムはナンもしくはライスが食べ放題！夏バテなど疲れているときのエナジーチャージにも良さそうです。

ちょっと変わったところでは、モンゴル料理を食べながらモンゴル音楽の演奏を楽しめるライブレストラン「MJはうす」もあります。ライブイベントが中心のお店ですが、骨付きの羊肉や牛肉を包んだミートパイなどの料理を楽しめますよ。

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地域密着の八百屋や精肉店だから信頼できる！

スーパーマーケットや食品専門店も充実しています。鮮度の良いものを選ぶなら「三ノ輪橋」停留場方面から一番奥にある青果店「八百櫂（やおごん）」が良いでしょう。野菜だけでなく果物の目利きも素晴らしいと評判で、店主に聞けば、その日のおすすめや食べごろなどを教えてもらえます。安さを求めるなら、激安価格の八百屋「ベジフル」もおすすめです。

精肉店「肉の富士屋」では、良質の肉を格安で買える他、自家製のチャーシューも人気。都心では見かけなくなった味噌専門店もありました。味噌樽が並ぶ「坂本屋・小島みそ店」では、日本各地の味噌を販売。好みの味や食感、用途などを伝えれば適したものをすすめてくれます。お試しサイズの販売もあるので安心です。「業務スーパー三輪店」は業務スーパーとしては小型ですが、他のお店と併用してうまく使えば家計の強い味方になってくれそうです。

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気軽にテイクアウト！やきとり、コロッケ、パンなど

総菜やパンなどテイクアウトの店も豊富。いつもにぎわっているのは大型の総菜店「とりふじ」です。コロッケ、メンチカツ、かき揚げ、やきとりなど種類豊富で、牡蠣やホタテの串焼きもあります。今回行ったときは耐震工事中で、2つの仮設店舗に分かれていましたが、工事が済み次第以前と同じ場所で営業を再開予定とのことです。また、「お惣菜の店 きく」は天ぷらがメインで、紅しょうがの天ぷらが名物です。向かいにある「やきとり 鳥喜」は、やきとりの他に唐揚げやだし巻き玉子などを販売しています。

餃子テイクアウト専門店「さかい食品」は焼いて食べるものとすぐに食べられるものの両方を用意。ニンニクたっぷりの餃子が人気です。野菜たっぷりの総菜なら「ベジ365」がおすすめで、モロヘイヤのおひたし、茄子と豚肉のみそ炒めなど家庭的なメニューを週替わりで楽しめます。

ハムカツパンをはじめ、焼きそばパンやクリームパンといった素朴なメニューが楽しめる、レトロな看板が特徴の「オオムラパン」や、アサリやうなぎなど常時40種類ほどの佃煮を取りそろえている、1927（昭和2）年創業の「安井屋」など、テイクアウト一つとっても多くの選択肢があります。

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他にも銭湯、私設図書館、リサイクルショップなど個性が光る店がいっぱい！

物販ばかりではありません。2020（令和2）年にオープンした「なにかし堂」は、子どもからお年寄りまで立ち寄れる、飲食の持ち込みができる図書館。絵本からビジネス書まで2,000冊以上無料で貸し出しをしています。1階は読書や団らんのスぺースになっていて、誰でも気軽に立ち寄れます。中をのぞくと小学生が数人集まっていて、放課後の居場所として機能していることを感じました。

さらに薪で沸かした薬湯をはじめ、草津湯や塩湯などを楽しめる銭湯「大勝湯」、丁寧な対応と納得できる値付けで不用品を買い取ってくれると評判のリサイクルショップ「ナニウル三輪店」などもありました。

実際に歩いてみると、飲食店はもちろん生活に密着した商店や、さらには図書館や銭湯などのサービス施設まで非常に多様な店舗が商店街に集まっていることがわかりました。南千住エリアに暮らすとするなら、欠かせない商店街となりそうです。

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発見ポイント！

• （1）どの店も総じてお財布にやさしいお手頃価格！
• （2）チェーン店が少なく、ここにしかない個人商店が多い
• （3）ところどころ路地があって風情を感じられる