野沢3丁目内科 柳川達郎先生インタビュー
野沢3丁目内科
柳川達郎先生インタビュー
変わらぬ心地よさを感じて。
“街の保健室”柳川先生に聞く、野沢3丁目の暮らし
野沢3丁目の住宅地に、2011(平成23)年5月に開業した「野沢3丁目内科」は、フレンドリーな雰囲気の先生が診察をしてくれる、気軽に訪れられる「街の保健室」のようなクリニック。生まれも育ちも野沢3丁目という、生粋の“地元っ子”である柳川達郎医師が日々診療にあたっている。
そんな柳川先生に、野沢エリアの暮らしとクリニックの特徴についてお話を聞いた。
先生は生まれも育ちも、野沢3丁目だとお聞きしました。
そうですね。ここが実家ですから、ほとんどここに住んでいます。生まれもここですし、小・中学校はもちろん、高校も大学も、ここから通っていました。
大学を卒業した後に、病院に就職をして一度ここを離れましたけれど、開業するにあたって、またここに戻ってきましたから、人生のほとんどを野沢3丁目で過ごしていることになりますね。
40年間を振り返って、この地域にはどのような変化があったでしょうか?
ふと思い返してみても、「あまり大きな変化が無い」というのがここの特徴かもしれませんね。もちろん、マンションができたり、いろいろ小さな変化はありますけれど、空気というか、雰囲気には、あまり大きな変化は無いですね。公園やお店の場所なども、ほとんど昔と一緒です。基本的には住宅街で、静かな雰囲気な場所なので、そういうところは変わっていませんね。
野沢の街のどんなところが好きですか?
ひいき目かもしれませんが、「住んでいる人々の雰囲気」がいいですよね。暮らしているだけの時には、自分の友人や、友人の両親、家族との関わりしかありませんでしたけれど、開業してから3年近く経ちますが、地域の方々とお話をする中でも、自分と非常に価値観が似ている方が多くて、「すごく心地いいな」という感じがしております。
もちろんほかにも、緑が多かったり、交通の便が良かったりという点も、私がここにもう一度ここに住みたいと思った理由ですね。一言ではうまく表せませんが、「この街が好き」なんです。
今はご両親と奥様、子供さんと一緒に暮らしているということですが、ふだんの休日の過ごし方はどのようにされていますか?
いつも「こういう休日が送れたら良いな」という理想像は持っているのですが、なかなかその理想通りにはいかないのが現実ですね。
今できているのは、朝は「駒沢オリンピック公園」まで行って友達とランニングをして、家に帰ってきてからは、子どもたちと公園に出かけるということでしょうか。よく「碑文谷公園」に出かけて、動物と遊んだり、夏にはボートに乗ったりしていますね。「外で食事でもしようか」と思った時には、バスや車で恵比寿に行って、家族でランチをしています。
先生が医師を目指されたきっかけは何だったのでしょうか?
たまたま祖父が医師でしたから、医師になるという選択肢は、昔からどこか頭にあったのかもしれません。ただ、実際に医師になったばかりの頃には、地元に戻って開業するという明確なビジョンというのはありませんでした。
でも、医師になって、実際に患者さんと触れ合うことが多くなって、「自分にできることは何だろう」と探していくうちに、もう一度地元に戻って、地元へ恩返ししたい、自分の知識や経験を生かしていきたいと思い、ここで開業しました。
地域への「恩返し」の思いを込めての開業。これから、医院をどういう方向に育てていきたいと思われますか?
一言で言いますと、「街の保健室でありたい」ということです。どんなに些細なことでも、医療に関する事以外のこと、日々の悩みなども含めて、気軽に話ができるようなクリニックにしていきたいと思っています。
先生は内科を専門にしているとお聞きしました。
私はもともと、「昭和大学」の消化器内科というところに入局していましたので、胃、大腸、肝臓、膵臓、脾臓といった、「臓器」で起こることが専門分野です。ですので、お腹を壊してしまった、健康診断で肝臓の機能が気になる、といった方は、特に専門に診ております。
もちろんそれ以前に内科医ですので、風邪をひかれた、頭が痛い、花粉症で悩んでいる、などといった、「大きな病院に行くほどではないけれど、ちょっと悩んでいる」ということを、気軽に相談していただければ嬉しいですね。
病院との連携体制についてはいかがでしょうか?
この辺りは病院についても非常に恵まれていまして、近くには「国立病院機構 東京医療センター」、「東邦大学医療センター」、「昭和大学病院」といった、大きな基幹病院がいくつかございます。その中で、患者様に一番近い病院や、私の出身の病院などに対して、積極的に紹介を行っています。
最後に、この地域に住みたいという方に向けてメッセージをお願いいたします。
私もまだまだ若輩者で、メッセージという大それたことは言えませんが、私自身、人生の折り返し地点でここからリスタートしていますので、高齢の方から次世代を担うお子さんの方々まで、地域の皆様と一緒に、この地域を安心して住めるような街にしていきたいと思っております。
今回、話を聞いた人
野沢3丁目内科
院長 柳川達郎先生
住所:東京都世田谷区野沢3-1-16
電話:03-5779-8255
診療時間:9:00~13:00、15:00~19:00(土曜日は9:00~13:00のみ)
休診日:木・日曜日、祝日
HP:http://www.nozawa3.jp/
野沢3丁目内科 柳川達郎先生インタビュー
所在地:東京都世田谷区祖師谷3-1-17