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東京都中野区コラム

中野区は23区の西部にあり約30万人の人々が暮らす。23区でも単身世帯や20代の人口比率が高いことも特徴だ。中野区中央はその名の通り、中野区の中心に位置する。エリアの玄関口の「新中野」駅周辺を中心に人通りが絶えないにぎやかな街が広がる一方で懐かしさが感じられる商店街やおしゃれなショップも点在。閑静な環境にも恵まれた暮らしやすい住宅地として人気を集めている。

◆鉄道の開通とともにベッドタウンに発展

 

中野という地名は、武蔵野の中央に位置することから名づけられたといわれている。1889(明治22)年に「中野」駅が開業すると交通の利便性が向上したことから、都心部へ通勤する人々のベッドタウンとして成長を遂げた。1961(昭和36)年には営団地下鉄荻窪線(現・東京メトロ丸ノ内線)の「新中野」駅も開業。1966(昭和41)年には営団地下鉄東西線(現・東京メトロ東西線)が「中野」駅に乗り入れ、さらに交通の利便性が向上している。

◆都心直結で便利な東京メトロ丸ノ内線「新中野」駅最寄り

現在も交通アクセス利便性は中野区中央の大きな魅力だ。最寄りとなる「新中野」駅から東京メトロ丸ノ内線に乗れば「新宿」駅までわずか3駅でアクセスできる。さらに「霞ケ関」駅や「銀座」駅、「東京」駅にもダイレクトアクセス可能で、都心部への通勤も苦にならない。JR中央線、中央・総武線、東京メトロ東西線が乗り入れる「中野」駅も徒歩圏内にあり、目的地によっては「中野」駅利用も便利だ。中野区中央周辺はバス路線が充実しているほか、「新宿」駅までは自転車でもアクセスできる距離で、気分や天候に応じて交通機関を使い分けることもできる。

◆スーパーマーケットから商店街まで多彩なショッピング施設

暮らしの場として欠かせない買い物環境にも恵まれている。「新中野」駅周辺には、中野区を代表する商店街「鍋横大通商店街」が広がる。この商店街は長さ約600mという規模を誇り、古くから地域の人々の買い物の場として愛されてきた。さらにエリア周辺には夜0時まで営業している「丸正 中野鍋横店」、「三徳新中野店」や24時間営業の「肉のハナマサ 中野店」といったスーパーマーケットも多く、帰宅が遅くなってしまった時も買い物ができる。

「中野」駅北口周辺の「中野ブロードウェイ」や「中野マルイ」なども日常圏内として利用できるほか、エリア周辺にはおしゃれな雑貨やインテリアのショップが点在し、散策しながらの買い物も楽しい。

グルメもこのエリアの楽しみの一つだ。地域の人々に愛されてきたイタリアンの店、おしゃれなダイニングバーなどが点在し、気分やシーンに合った店を選ぶことができるだろう。こだわりのコーヒーを提供するカフェも多く、カフェめぐりも暮らしを豊かにしてくれる。

◆「中野区役所」をはじめ多くの公共施設が徒歩圏内に

中野区中央は公共施設も利用しやすい。とくに「中野区役所」は「中野」駅北口から徒歩3分ほどの距離にあり、行政手続きなど用事ができても、短時間で済ますことが可能だ。「中野区役所」は「中野」駅北口の再開発に伴い、「中野四季の都市」内の区有地に移転することになっている。引き続き中野区中央エリアから利用しやすい場所になり、利便性が失われることはなさそうだ。また、中野区では民間事業者と連携して、2015(平成27)年より中野区内の主要駅周辺を中心に公衆無線LANサービス「Nakano Free Wi-Fi」を提供している。これは誰でも無料で利用できるので、便利だ。

◆大規模公園や桜並木など緑も豊富

中野区中央周辺は豊かな緑も魅力になる。とくに2012(平成24)年に誕生した「中野四季の都市」の中央部には、広大な芝生エリアがある「中野四季の森公園」が整備されており、休日には家族連れがレジャーシートを敷いてピクニックを楽しむ姿が見られる。神田川沿いの桜並木など季節の移ろいを感じられる場所もあり、折に触れて散策を楽しむのも心豊かなひと時になるだろう。

都心に近いという利便性と穏やかな環境を併せ持つ中野区中央。確かにこの街には快適な暮らしを実現できる要素が揃っている。

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