豊かな緑に恵まれ、買い物環境もよい府中市紅葉丘一丁目
府中市は東京都のほぼ中央に位置し、古くは武蔵国府が置かれるなど、地域の中心地として発展した。近年はベッドタウンとしても人気を集め、府中市の東部、京王線「多磨霊園」駅の北東に広がる紅葉丘一丁目も閑静な佇まいの住宅地が広がっている。
「関東村」跡地の再開発で多彩な施設が誕生
紅葉丘一丁目周辺では、大正初期に京王電気軌道(現・京王線)「車返(現・武蔵野台)」駅や多摩鉄道(現・西武多摩川線)「北多磨(現・白糸台)」駅が開業し、交通の利便性が向上した。
第二次世界大戦前には「東京調布飛行場」が開設されたことを背景に、軍需工場が集まり、都市としての発展を始める。「東京調布飛行場」は第二次世界大戦後に米軍に接収されて「調布基地」となり、「関東村」とも呼ばれた。
「関東村」は1973(昭和48)年に返還。広大な跡地では「味の素スタジアム」などのスポーツ施設をはじめ、「東京外国語大学 府中キャンパス」、「武蔵野の森公園」、「榊原記念病院」など多彩な施設が誕生している。
徒歩圏内で4駅2路線利用可能
紅葉丘一丁目からは京王線の「多磨霊園」駅と「武蔵野台」駅、西武多摩川線の「白糸台」駅と「多磨」駅の4駅が徒歩圏内となる。
京王線を利用すれば「新宿」駅までダイレクトアクセス可能。「調布」駅で特急に乗り換えれば、スピーディーにアクセスできる。「調布」駅からは都営地下鉄新宿線への直通電車も利用でき、「市ヶ谷」駅や「神保町」駅など都心方面へのアクセスも良い。
西武多摩川線は「武蔵境」駅と「是政」駅を結ぶ路線だ。「武蔵境」駅からJR中央線沿線に向かう場合は、西武多摩川線の利用が便利だろう。
エリア周辺には国道20号甲州街道や東八道路など幹線道路が多く、自動車の利用も便利だ。甲州街道沿いには中央自動車道「調布」ICがあり、高速道路にもアクセスしやすい。
身近にスーパーマーケットが充実
紅葉丘一丁目周辺にはスーパーマーケット「サミットストア 府中若松店」、ディスカウントストア「ジェーソン 府中若松店」など日常の買い物に便利なショッピング施設が揃う。
少し足を延ばせば、「調布」駅前の「トリエ京王調布」や「調布PARCO」などでの買い物も楽しめる。
「多磨」駅の東側ではイトーヨーカ堂による大規模ショッピング施設を建設する「(仮称)朝日町プロジェクト」が計画されている。2021(令和3)年頃が予定されているオープン後はさらに買い物の楽しみが増えそうだ。
子育て施設や小児科のクリニックも揃う
紅葉丘一丁目周辺には「ひまわり幼稚園」や「府中市立東保育所」など幼稚園、保育施設が充実。通学指定の小・中学校も近く、子育てしやすい環境が整う。
「府中市立紅葉丘文化センター」には図書館や児童館が併設されているほか、かかりつけに便利な小児科のクリニック、救急や入院に対応する「榊原記念病院」が近いこともうれしい。
緑豊かな大規模公園が広がる
紅葉丘一丁目は緑を楽しめるスポットにも恵まれている。「多磨霊園」駅から「多磨霊園」へ続く南参道は桜並木になっており、春には人々の目を楽しませてくれる。多くの著名人が眠る「多磨霊園」も桜の名所としても知られている。
エリアの東に広がる「武蔵野の森公園」をはじめ、「府中の森公園」や「浅間山公園」など周辺には大規模公園が多いことも特徴だ。
「東宝調布スポーツパーク」や「調布基地跡地運動広場」などスポーツ施設も身近で、気軽に体を動かしてリフレッシュできる。多摩川沿いには「多摩川サイクリングロード」も整備されており、ジョギングやサイクリングを楽しめる。
エリアの南東、甲州街道沿いにはJリーグ「FC東京」と「東京ヴェルディ」のホームスタジアムであり、コンサートなどのイベントも多い「味の素スタジアム」もある。
交通アクセスや買い物の利便性が高く、自然環境やレジャースポットにも恵まれた府中市紅葉丘一丁目。ここでは充実した日々を満喫できるだろう。