「西武新宿」駅直結、緑も豊かで暮らしやすい東村山市富士見町一丁目
東村山市は東京都の北部に広がり、「多摩湖」周辺など豊かな緑にも恵まれている。富士見町一丁目は東村山市の南端、「小川」駅の北西に位置し、エリアの南を流れる「野火止用水」は小平市との境界になっている。
古くから交通の拠点として発展、戦後は企業城下町へ
富士見町一丁目の東にある府中街道の八坂交差点には現在6本の道が集まっているが、江戸時代には鎌倉街道をはじめ9本の道が集まり、九道の辻と呼ばれる交通の要衝であった。現在も「九道の辻公園」の名に当時の面影を感じることができる。
江戸時代に玉川上水から野火止用水が分水されると、富士見町一丁目周辺では新田開発が行われ、農村として発展した。
1894(明治27)年に川越鉄道(現・西武国分寺線)の開通に伴い「小川」駅が設けられた。「小川」駅周辺はしばらく原野が広がっていたが、第二次世界大戦中に「陸軍少年通信兵学校」など軍の施設が進出する。
戦後にはこれらの軍用地の跡地に「東村山市立富士見小学校」や「東京都立東村山西高等学校」、「東村山市立富士見文化センター」などが整備され、学校や公共施設が充実したエリアになっている。1960(昭和35)年には「小川」駅前に「ブリヂストン東京工場」が造られ、企業城下町としても発展を遂げている。
小平市は2014(平成26)年に「小川駅前周辺地区まちづくりビジョン」を発表した。これによると、駅前広場や駅周辺の道の整備に加え、「小川」駅西口では再開発事業として100m級の超高層タワーの計画も盛り込まれている。2018(平成30)年8月には都市計画も決定。こうした都市インフラの整備が実現すれば、さらなる利便性の向上が期待できそうだ。
西武新宿線直通電車で「西武新宿」駅方面へダイレクトアクセス
富士見町一丁目の最寄りとなる「小川」駅では西武国分寺線と西武拝島線が交わり、交通アクセスの利便性が高い。西武拝島線の電車は「西武新宿」駅行きの急行や準急が多く、「高田馬場」駅や「西武新宿」駅方面に乗り換えなしで移動できる。
西武国分寺線に乗れば、JR中央線に接続する「国分寺」駅まで3駅8分と近く、都心方面へのアクセスにはこちらのルートも便利だ。
エリアの北、徒歩圏内には西武多摩湖線「八坂」駅もあり、「西武遊園地」駅方面へ向かう際は西武多摩湖線を利用するとよい。
ショッピング施設や医療機関が充実
富士見町一丁目周辺にはスーパーマーケットの「あまいけ 小川店」や「イオンフードスタイル 小平店」をはじめ「あいあい中宿商店街」などの商店街もあり、日常の買い物を身近で済ませることができる。
府中街道沿いのロードサイド型大規模ショッピング施設も自転車でアクセスできる距離にあり、気軽に利用できる。
医療施設も充実している。内科や眼科などかかりつけに便利なクリニックが揃うだけでなく、「西武中央病院」や「緑成会病院」など大規模な病院が近いことも心強い。
人気の私立高が身近
富士見町一丁目周辺は「一橋大学 小平国際キャンパス」や「津田塾大学 小平キャンパス」、「武蔵野美術大学 鷹の台キャンパス」など大学のキャンパスも多く、文教エリアとしての機能も持つ。
「東村山市立南台小学校」や「東村山市立東村山第一中学校」といった公立の小・中学校に加え、「明治学院中学校・明治学院東村山高等学校」や「日本体育大学桜華中学校・高等学校」、「明法中学・高等学校」といった人気の私立校も徒歩圏内となり、進学の選択肢が豊富なことも魅力だ。
武蔵野らしい緑を満喫
富士見町一丁目周辺は緑に親しめる場所も多い。とくにエリアの北側に広がる「東村山中央公園」は、広大な雑木林や芝生の広場があり、春には桜も楽しめる。野火止用水沿いの遊歩道や「狭山・境緑道」での散策も楽しい。
都心への交通アクセスや充実したショッピング施設など暮らしの利便性に加え、文教エリアならではの緑豊かで落ち着いた佇まいに恵まれた東村山市富士見町一丁目。ここでは快適な暮らしが楽しめる。