横浜市の拠点のひとつ、新横浜都心

横浜市の北東部に位置する港北区は近年、再開発やニュータウンの整備により、横浜市の拠点の一つに成長した。とくに「新横浜」駅周辺の新横浜エリアは、「新横浜」駅の開業以降、新横浜都心として急速に発展を遂げた街だ。

「新横浜」駅は東海道新幹線も停車する横浜市のターミナルで、交通アクセスの利便性が高い。「新横浜」駅周辺には「キュービックプラザ新横浜」、「新横浜プリンスペペ」などショッピング施設や「横浜アリーナ」、「横浜国際総合競技場（日産スタジアム）」などレジャースポットも充実している。こうした利便性の高さから、資産価値という観点でも注目を集めるエリアだ。

高い資産価値をもたらす恵まれた交通アクセス

「新横浜」駅は東海道新幹線を含め、JR横浜線、横浜市営地下鉄ブルーラインと複数路線が乗り入れ、資産価値が下がりにくいという特徴を持つ。東海道新幹線を利用すれば「東京」駅に17分と短時間でアクセスできる。

JR横浜線または横浜市営地下鉄ブルーラインで「横浜」駅や「桜木町」駅など横浜市の人気エリアにもダイレクトアクセス可能。「横浜」駅は「そごう横浜店」や「横浜ベイクォーター」などのショッピング施設だけでなく、子どもに人気の「アンパンマンミュージアム」も近い。「桜木町」駅はショッピング・文化施設やレジャースポットも集まる「みなとみらい」への玄関口で、「Kアリーナ」の開業によりさらなる発展の期待が高まる。

新横浜エリアは、首都高速道路神奈川7号横浜北線「新横浜」出入口、第三京浜道路「港北」IC、首都高速道路神奈川7号横浜北線・横浜北西線「横浜港北」出入口も近い。首都高速道路神奈川7号横浜北西線は「横浜青葉」JCTで東名高速道路と、首都高速道路神奈川7号横浜北線は「生麦」JCTで首都高速道路神奈川1号横羽線、首都高速道路神奈川5号大黒線と接続しており、高速道路ネットワークも使いやすい。

また、「羽田空港」へは「新横浜」駅からリムジンバスが出ており、約30分でアクセスできるほか、首都高速道路を使えば、自動車でのアクセスもスムーズだ。

東急新横浜線、相鉄新横浜線開業でさらなる資産価値上昇に期待

「新横浜」駅には2023（令和5）年3月に東急新横浜線、相鉄新横浜線が開通した。東急新横浜線は「日吉」駅から「新横浜」駅間、相鉄新横浜線は「新横浜」駅から「西谷」駅間を結び、相互に直通となっている。

東急新横浜線は東急東横線を経由して東京メトロ副都心線、東武東上線と、東急目黒線を経由して東京メトロ南北線、埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線、都営地下鉄三田線と直通。相鉄新横浜線は相鉄本線、相鉄いずみ野線と直通する。これにより、「海老名」駅や「湘南台」駅から「新横浜」駅を経由して「小川町」駅、「西高島平」駅、「浦和美園」駅まで1都2県の広域鉄道ネットワークが誕生し、より優れたアクセス性によって行先の選択肢も広がった。

「新横浜」駅から東急新横浜線の東急東横線直通電車を使えば、タワーマンション街として成長したショッピングタウン「武蔵小杉」駅、おしゃれなショップが集結する「自由が丘」駅など人気エリアにダイレクトアクセスできるようになっている。

横浜市営地下鉄ブルーラインは「新百合ヶ丘」駅への延伸計画が始動

「新横浜」駅に乗り入れる横浜市営地下鉄ブルーラインは、2030（令和12）年開通を目指して、「あざみ野」駅から「新百合ヶ丘」駅間延伸計画が始動した。「新百合ヶ丘」駅は小田急小田原線と小田急多摩線が乗り入れる交通の要衝だ。横浜市営地下鉄ブルーラインの延伸で「新横浜」駅と「新百合ヶ丘」駅が直結され、新横浜エリアの拠点性はさらに高まる。

篠原口側でも再開発計画で便利で快適な街へ

「新横浜」駅周辺でも篠原口側は開発がやや遅れていたが、2018（平成30）年に篠原口周辺の再開発準備組合が設立された。現在は「地域にとって安全性・利便性が高く、『ひとにやさしい』職住近接街区の創出」を基本的方針に掲げ、住宅や業務、生活利便施設などを整備するなど再開発計画の検討を行っている。再開発に合わせて道路の歩車分離、冠水改善などの実施も検討されており、実現すれば、新横浜エリア全体の利便性向上が図られる。

資産価値という点で高いポテンシャルを持つ新横浜エリアは将来性も豊かで、長期間の資産価値維持・向上が期待できる街と言えよう。

交通アクセスの再開発がつなぐ、豊かな将来性と高い資産価値が期待される新横浜エリアの暮らしの魅力
所在地：神奈川県横浜市港北区