横浜らしさを満喫しながら暮らせる横浜山手エリア
山手エリアはかつて外国人居留地が置かれ、「根岸森林公園」に隣接する緑豊かな街だ。地形的には標高30mから50mの高台に位置する。今もエリア周辺には洋館などが見られ、異国の文化が色濃く感じられる。
「山手」駅から「横浜」駅や「東京」駅にダイレクトアクセス
まず、山手エリアは交通アクセスの利便性が高い。エリアの東側にある「山手」駅からはJR京浜東北線・根岸線が利用可能。「横浜」駅には9分と短時間でアクセスできるほか、「品川」駅や「東京」駅など東京都心方面にも乗り換えなしで移動できる。「山手」駅にはJR横浜線直通電車も発着し、東海道新幹線乗り換え駅の「新横浜」駅をはじめ、「町田」駅や「八王子」駅など東京都の多摩エリアへのアクセスもよい。
スーパーマーケットだけでなく、おしゃれなショップも徒歩圏内に
山手エリア周辺はショッピング施設も多い。暮らしに欠かせないスーパーマーケットは「トップパルケ 山手店」があり、日常の買い物で遠くまで出かける必要はない。
徒歩圏内には、フランスの家庭料理であるガレットが名物のカフェ「もうひとつの時間」などおしゃれな店があり、暮らしに潤いを与えてくれる。松任谷由美の『海の見える午後』の一節にも登場する「ドルフィン」では、横浜の海を眺めながら料理を楽しむことができる。
少し足を伸ばせば、横浜開港とともに発展した「横浜元町ショッピングストリート」がある。ここには、今も高級ブランドや地元ブランドの有名店などこだわりの店が並び、散策がてらの買い物も楽しい。また「イオン 本牧店」も生活圏にあり、日用品から衣料品、食料品まで幅広く揃えることができる。
名門ミッションスクールが集まる街
山手エリア周辺は横浜市内でも有数の文教エリアだ。とくに山手本通り沿いには、1875(明治8)年にこの地に校舎を構え、神奈川私立女子御三家に数えられる「フェリス女学院中学校・高等学校」をはじめ、「横浜雙葉中学校・高等学校」や「聖光学院中学校・高等学校」などミッションスクールが集まる。
ほかにも「サンモール・インターナショナル・スクール」など多彩な施設があり、子どもの性格や興味に合わせて進路を選択できることも魅力になる。
横浜の歴史と文化、緑を満喫
緑に親しめるスポットも充実している。エリアに隣接し、広大な敷地を誇る「根岸森林公園」はかつて競馬場だった場所で、その名のとおり、気軽に森林浴を楽しめる。桜の名所として知られる「元町公園」や「山手公園」、バラ園がある「港の見える丘公園」など、四季の移ろいを感じられるスポットも多い。
絶景が楽しめる「本牧山頂公園」、庭園や歴史的建造物が美しい「三渓園」などで気ままに散策を楽しむのも心豊かなひと時になるだろう。山手エリアは元町や関内、根岸や本牧を見下ろす高台に位置しているため、暮らしの中で美しい景観が楽しめることもうれしい。
また、エリア周辺は横浜港の開港をきっかけに、外国人居留地として発展し、今も上品な洋館や西洋式庭園など異国情緒漂う街並みが残る。こうした優れた景観を保全するため、山手町や根岸台の一部は戦前の1941(昭和16)年に風致地区に指定され、今後もこうした良好な環境が守られることが期待される。
横浜の魅力を余すところなく堪能できる街、それが山手エリアだ。
横浜らしさを満喫しながら暮らせる横浜山手エリア
所在地:神奈川県横浜市中区