ピエール・マルコリーニ

ピエール・マルコリーニ チョコ

2001年に日本に初上陸して以来、高級チョコレートブームの牽引役として多くの人々を魅了してきた「ピエール マルコリーニ」のチョコレート。ベルギーのカリスマ的ショコラティエ、ピエール・マルコリーニ氏が世界中から厳選したカカオをベルギー国内で熟成・焙煎し、原料であるクーベルチュールを経て完成形のチョコレートに加工。それを世界各国の店舗へ届けている。

ピエール・マルコリーニ

マルコリーニ氏がカカオの見極めにおいて最も大切にしているのは「香り」。ブリュッセルのアトリエで熟成されたカカオは10以上の工程を経て「クーベルチュール」という原料チョコの状態に加工される。この工程において、マルコリーニ氏は自分が表現したい香りや味を引き出し、世界の誰にも同じ真似はできない、「ピエール マルコリーニだけのチョコレート」へと導いている。

ピエール・マルコリーニ

実際のところ、世界中の大半のチョコレートメーカーは、幾つかの大手メーカーが作るクーベルチュールを組み合わせて、独自の味わいを創り出している。つまり上流部分は共通で、下流部分で差を付けている。一方で「ピエール マルコリーニ」は源流の部分からマルコリーニ氏が関わるため、上流部分で他社との差が付いている。完成形のチョコレートになると、その差が際立つのである。

ピエール・マルコリーニ

1階で販売されているプラリーヌ(中に詰め物をした一口サイズのチョコレート)は、一粒で約300円から400円という値付けがされ、紛れも無く“最高級チョコ”の部類に入る。口に含んだ瞬間のビターかつフルーティな香り、中身が融け出した時の見事なマリアージュ、小さくも過不足の無い存在感など、どれをとっても完成されており、菓子というよりは「芸術品」という言葉がよく似合う。

ピエール・マルコリーニ

ボンボンショコラ以外にも、ナッツやフルーツをコーディング「グルマンディー」や、板状の「タブレット」、シェコラフレーバーのマドレーヌ、サブレ、ダックワーズ、ケーキなども揃えており、パティスリー感覚で利用しても使い勝手が良い。

ピエール・マルコリーニ

この銀座本店は2001年に誕生した「日本第1号店」にあたるが、その後、2012年に一度店舗リニューアルを行い、「ブリュッセル トレジャー」というブランド名でクーベルチュールの小売りを新たに始めた。これは世界に20店舗近くある「ピエール マルコリーニ」ショップでも初めての試みであり、ここが日本の旗艦店であるとともに、世界も最も先進的な店であることを示している。その後、国内の幾つかの拠点でもクーベルチュールの扱いが始まり、現在に至っている。

ピエール・マルコリーニ

クーベルチュールは、観光などで訪れるチョコレートを買いに来るお客さんにとっては新しいアプローチとなるが、ショコラティエや手作りチョコを趣味とする人にとっては垂涎物。ともすれば店の味を模倣されるのではないかと心配をしてしまうが、自らの製品に絶対的な自信を持ち、同時に心からチョコレートを愛し、「より多くの人にその魅力を知って欲しい」と願っているマルコリーニ氏だからこそ、このような新しいチャレンジを試みられるのだろう。

ピエール・マルコリーニ イメージ

なお、このクーベルチュールの繊細なテイストを気軽に味わってもらえるよう、カフェにはクーベルチュールを使った数々のスイーツメニューがあり、テイクアウトにはチョコレートドリンクやアイスクリームが揃っている。まずはこちらでクーベルチュールの味わいを試してみてはいかがだろう。

ピエール・マルコリーニ チョコ

そのほか、日本独自の商品として「カカオ生チョコレート」も扱っており、こちらはクーベルチュールの種類別、即ち産地や焙煎度別に幾つかのテイストがある。完成されたチョコレートを贅沢に味わうのも良いが、この生チョコレートでカカオ本来の持つ味を堪能してみるのも、この店ならではの楽しみだ。

 

ピエール・マルコリーニ

ピエール・マルコリーニ
所在地:東京都中央区銀座5-5-8 
電話番号:03-5537-0015
営業時間:11:00~20:00 ※日曜,祝日は19:00まで
http://www.pierremarcolini.jp/